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и10. ページ10
並びに並んだ文字。
それらは全てここにいる淳太からのもの。
あたしが送ったラインに既読がついたのはおよそ2分後で、その後ずっとラインが送られていた。
[ 何時ぐらいなん? ]
[ どこ行くん? ]
[ 男?女? ]
[ A?無視? ]
[ 俺今日はよ帰れる日やのに…はよ帰ってきてや ]
電話も5回くらいかかってきてた。
全っ然知らんかった…
「ごめ、淳太…気づかんかった…」
『さっきの男は?』
「…お願いされて仕方なくついていっただけ」
あたしは淳太しか見てない。
それは誤解しやんといて…!
『お前、誰のもんか分かっとるんか…?』
怖い。怖い。
腕を掴む力はどんどん強くなる。
「きゃ…っ!」
一瞬のうちに視界は反転した。
天井と、淳太の怒ってる顔。
「やっ、ごめん淳太…」
『教えたるわ、分かるまで』
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作者名:カジャ x他1人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/kajya1734
作成日時:2017年6月3日 20時