☆― ４ ―☆ ページ4
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A「ｷｬｯ！？」
二宮「んじゃ俺らはココで。」
酔っぱらった体はふらりと後ろに流れて。
払いのける間もなく、
私の手にコイツが指を絡める。
二宮「こういうコトなんで。(笑)」
そう言うとその繋がった手をみんなに見えるように掲げた。
A「ナッ！Σ(ﾟдﾟ)」
相葉「ひゅーひゅー！(笑)」
「楽しんでー！(笑)」
A「(゜ロ゜)！！」
マミめ……(｀Д´)
相葉くんの腕に腕を絡めて、
酔ったフリしてるだろうマミは、
「(ﾆﾔﾆﾔ)」
A「Σ(ﾟдﾟ;) 」
私のこの状況を楽しんでる！！
私の顔 見て分かるでしょ―――――！！
私、困ってるですけど―――――！！
そんなマミの隣では、演技派後輩がジトっと私を睨む…。
イヤ、イヤ、待って！！
コレ！この手だけどね？！！！
私の意思じゃないんだってば！！
そう目で語ったけれど、演技派後輩には通じず、
クルリと集団の輪に戻ると、櫻井さんをロックオン。
A「(ああ…orz)」
どうか…どうか…櫻井さん…。
その子の演技に騙されないで……。
って言うか、
二宮「じゃね〜。」
A「(私を救いだして―――――！)」
そんな私の願いも虚しく、
私の体はどこに向かってるのか、
ヒラヒラっと手を振るコイツに、ズルズルと引きずられていた。
.
.
A「ちょっ！」
二宮「ん〜？」
A「ナニ考えてんの！？Σ(ﾟдﾟ)」
成すがまま、
引きずられ続けた私も悪いと思う。
どっか飲みに行くのか？
(おごりなら付き合ってやる！そんでグチグチ言ってやる！)
とか、
駅まで連れてってくれるのか？
(タクシーの方がいい。そんでそれも出せ。)
とか、
そんな紳士的なコトを期待してた私も悪い。
けど！！！！
A「なんでこんなとこにいるのよ！！(゜ロ゜)」
ピンクだの紫だののネオンが目に眩い…。
所謂ソウイウことを目的とする建物が立ち並ぶ通りに、
――――私と、―――――コイツは、―――――、いた。
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作者名：舞
作成日時：2016年5月15日 0時
