STORY 34 ページ9
『それで仲直りできなかったんだ。』
「うーん、」
屋上、今日もシヌ君と２人っきりのお昼ご飯。
『で、ヘリョンについて教えて欲しいんだ？』
私の顔を覗き込んで、予想外の言葉を私に投げかける。
「知ってるの？そのヘリョンさんってゆう人のこと。」
『もちろん知ってるよ、中学校が一緒だったんだ。』
自分の中で聞いたら後悔するぞっていう危険信号が私の好奇心にブレーキをかける。
「ヘリョンさんについて、教えて欲しい。」
やはり１度走り出した好奇心にブレーキは無意味だった。
『聞いて後悔しない？』
いつになく真剣な表情のシヌ君。
「うん、しないと思う。」
シヌ君はヘリョンさんについて話し出した。
『あんまりベラベラ話すことじゃないと思うけど、ジニョンとヘリョンは付き合ってたんだよ。』
...やっぱり。
予想はしてた、けどシヌ君の口からこんな風に言われるとけっこうショックだ。
『でも、別れた。何で別れたとか俺も詳しいことはわかんないんだよね。』
『ヘリョンも引っ越しちゃって。それからは彼女つくらなかった。どんなに可愛い子に告白されても、全部断ってた。』
恋愛って難しいんだなって、意外と冷静に考えてる自分がいた。
『まあ、まあ。泣くなって、』
そう言って私の肩に手を置くシヌ君。
「泣いてないし、」
でも泣きそうなのは確かだった。
だって、ヘリョンさんは、今でもジニョンにとってとっても大きな存在なんでしょ？
寝てるときも名前を呼んでしまうくらいに。
ラッキーアイテム
革ベルト
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☆ｿﾝﾖﾙ☆LOVE☆(プロフ) - もえさん» キュンキュンだなんて((´∀｀*)) 頑張って更新します！(∩^o^) (2014年8月17日 22時) (携帯から) (
レス) id: 1ae724b452 (このIDを非表示/違反報告)
もえ - 最初から一気に読んじゃいました(*´-`*)ﾉ 切なくてとてもキュンキュンします！とても面白いです^ ^ 更新楽しみにしてますね(*^^*) (2014年8月17日 19時) (レス) id: eda80240c5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：LOVEXO∞BANA | 作成日時：2014年6月20日 20時
