STORY 32 ページ7
図書室の窓からは桜並木がよく見えた。
私がこの高校に入学したときに咲いていた桜の花はとうに散って、葉桜でさえも終わってしまって、
桜の木には青々と葉が茂っている。
図書室のくせに普段利用者が少ないため冷房は入ってなくて、
更に全ての窓が閉め切ってあるためにモワッとした暑さが居心地を悪くさせる。
少し汗ばんだジニョンの寝顔はいつもより何倍も色っぽく見えた。
『．．ならないで、』
ジニョンの今にも消えそうな声が聞こえた。
起きてるのかな？
ジニョンの顔を覗き込めば、グッと歪ませて寝苦しそうな様子。
『嫌いにならないで、ょ。』
..それは私に対して？
私が君に“嫌い”って言ったから？
『お願いだから、、ヘリョン。』
一層苦しそうな表情をして言ったジニョン。
.
.
.
そういえば私、ジニョンのこと何にも知らない。
ねぇ、教えてよ。
君の言う“ヘリョン”って誰なの？
ラッキーアイテム
革ベルト
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☆ｿﾝﾖﾙ☆LOVE☆(プロフ) - もえさん» キュンキュンだなんて((´∀｀*)) 頑張って更新します！(∩^o^) (2014年8月17日 22時) (携帯から) (
レス) id: 1ae724b452 (このIDを非表示/違反報告)
もえ - 最初から一気に読んじゃいました(*´-`*)ﾉ 切なくてとてもキュンキュンします！とても面白いです^ ^ 更新楽しみにしてますね(*^^*) (2014年8月17日 19時) (レス) id: eda80240c5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：LOVEXO∞BANA | 作成日時：2014年6月20日 20時
