STORY 30 ページ5
次の日。やっぱりジニョンのお迎えは無くて、久々の１人で歩く通学路はとても寂しかった。
少し前までは、学校に１人で行くのなんて普通のことだったのにな、
学校に着いても、いつもは“おはよ”って言ってくれるのに目すら合わない。
あきらかに避けられてる、
.
.
.
そんな様子のまま、お昼休み。
いつものようにお弁当を持って屋上に向かう。
きっとジニョンは来ないだろうけど、
屋上に上がると、そこにはもうシヌ君の姿があった。
『お。Aちゃん、』
「たぶん、ジニョン来ないよー、」
『ん？ 喧嘩でもしたの？朝も一緒に来てなかったし、』
「んー、」
ご飯を食べながら、昨日のことを全部話した。
「謝った方がいいよね、、？」
ははは、と苦笑いを浮かべるシヌ君。
『ジニョン、頑張ったのになぁ。』
「え？」
『Aちゃん、本当に素直じゃないねー。好きな人に嫌いって言うなんて、小学生かっ。』
余裕な笑みを浮かべて私をからかってくるシヌ君に少しムッとする。
「なっ。好きな人だなんて言ってないし、」
『好きなんでしょ？』
これまたニヤニヤしながら聞いてくるシヌ君。
「う、うるさい」
『ふふふ、いいよ。応援してあげる。』
『あいつね、Aちゃんが思ってるほど軽い奴じゃないから。』
『まず、ジニョンは女の子に興味ないし。』
シヌ君は嘘を言ってるようには見えなかった。
「それは、期待していいの？ それとも、、
『あー、わり。次の時間の予習やってねーわ。』
それだけ言って走って行ってしまった。
ジニョンは女の子に興味ないから手繋ぐとかなんてことないのかな？
そうじゃなかったら、期待しちゃうよ？
やっぱり、シヌ君は良い人だ。
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☆ｿﾝﾖﾙ☆LOVE☆(プロフ) - もえさん» キュンキュンだなんて((´∀｀*)) 頑張って更新します！(∩^o^) (2014年8月17日 22時) (携帯から) (
レス) id: 1ae724b452 (このIDを非表示/違反報告)
もえ - 最初から一気に読んじゃいました(*´-`*)ﾉ 切なくてとてもキュンキュンします！とても面白いです^ ^ 更新楽しみにしてますね(*^^*) (2014年8月17日 19時) (レス) id: eda80240c5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：LOVEXO∞BANA | 作成日時：2014年6月20日 20時
