STORY 42 ページ17
．
あれから数ヶ月。
蒸し暑い夏、厳しい寒さの冬が過ぎ去り、ぽかぽか陽気が続くようになった。
いつの間にか私たちは２年生に進級していた。
この数ヶ月間で変わったことと言えば、
私、マリ、ジニョン、シヌの４人がいつメンといわれるくらい仲良くなったこと。
それと、いつの間にかマリとシヌが付き合い始めていたこと。
『A！クラス離れちゃった、』
「うわ、ほんとだ」
すぐさま、自分のクラスの紙に一通り目を通したがジニョンの名前はなかった。
「あ、私シヌと同じクラスだ。」
『あー…。まじか、』
今年も同じクラスになれなかったか、と落ち込んでいる。
ジニョンとクラスが離れてしまって、マリの気持ちはとってもよくわかる。
ジニョンはどのクラスなんだろう。
『え、ちょっと待って。俺ぼっちじゃん。』
私たちのすぐ後ろにはシヌとジニョンが背伸びをしてクラス発表の紙を見ていた。
あ、ジニョン来てたんだ。
『私もだよ…！』
私たち仲良しグループの中で同じクラスの人がいないマリとジニョン。
「俺ら一緒じゃん！」
そう言って私の肩をペシッと叩くシヌ。
"イェーイ"と言ってハイタッチ。
シヌがどんなときにテンションがハイになるのかいまいちわからない。
『A〜？ シヌは私のだからね〜(笑)』
自慢げなマリ。出たよ、バカップル。
「こんな熊みたいな人要りませーん。」
『おい、A！』
また肩をペシペシ叩かれる。
不思議だった。１年前のクラス発表はとても憂鬱なもので不安だらけだった。
なのに、今はこんなにも仲の良い友達がいるということが。
友達。
そう、ジニョンも仲の良い友達。
私とジニョンの関係性は何ひとつ変わらない。
"ジニョンが好きだって思える人が現れるまで…"
なんて偉そうに言った私だったけど、
ジニョンへの想いを捨てられずにいる自分がいた。
まして、ジニョンの好きになる人が私だったらいいのに
とすら考えてしまうのは私のわがままだろうか。
．
続く (更新停止中)
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☆ｿﾝﾖﾙ☆LOVE☆(プロフ) - もえさん» キュンキュンだなんて((´∀｀*)) 頑張って更新します！(∩^o^) (2014年8月17日 22時) (携帯から) (
レス) id: 1ae724b452 (このIDを非表示/違反報告)
もえ - 最初から一気に読んじゃいました(*´-`*)ﾉ 切なくてとてもキュンキュンします！とても面白いです^ ^ 更新楽しみにしてますね(*^^*) (2014年8月17日 19時) (レス) id: eda80240c5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：LOVEXO∞BANA | 作成日時：2014年6月20日 20時
