STORY 41 ページ16
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いつの間にかジニョンとの会話は4月、入学式の話題になっていた。
『Aはさ、ある意味目立ってた。』
なんて笑って話すジニョンだったけど、
学年１のイケメンと称されているあなたには言われたくない。
「てか、ジニョンって入学式来てないよね？」
そうだ、私が初めてジニョンに会ったのは入学式から１週間くらい経ってからだ。
『俺の情報網をなめないでくれるかな？』
ジニョン、ドヤ顔をされても困るんだけど。
「卵焼き泥棒。」
『え、いきなり何？』
「覚えてないの〜？」
私たちが初めて会ったのはお昼休みの屋上。
ジニョンが私の大好きな卵焼きを食べたことが今でも印象的過ぎて覚えている。
『覚えてるよ。屋上で１人で弁当食べてる奴なんて珍しいもん。』
そう言ってジニョンは馬鹿にしたように笑う。
「うるさい(笑)」
『まあ、卵焼きのことは謝る。
あと、勝手にAは俺の彼女だ！って言ったことも。』
「別にいいよ、告白されるのが面倒くさかっただけでしょ。」
あの時は本当にびっくりした。
目立たないようにしようと思っていたのにジニョンがあんなこと言うから。
そのせいで女子に嫌われて、ジニョンのこと大嫌いだったのに
今はこんなにもジニョンのことが好きになるなんて、人生何が起こるかわからないものだ。
『A、暗くなってきたしそろそろ帰ろうか。』
"そうだね"と返事をして、立ち上がった。
お尻をパッパッと払う。
「じゃあね、」
『少し暗いし、送ってくよ。』
「大丈夫だよ。」
『でも、女の子１人で危ないよ？』
本当に心配そうな表情のジニョンをみると自分が悪いことをしてるように思える。
「本当に大丈夫だから！」
『じゃあ、家に帰ったら絶対に連絡してね。』
「うん。」
いつもと同じ。
いつも通りに優しくしてくれるジニョン。
でも私には、その優しさが少し痛くて。
ジニョンの仲のいい友達を続いていこうっていう決心が揺らいでしまうような気がして。
うっかり"好き"って言ってしまうような気がして。
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革ベルト
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☆ｿﾝﾖﾙ☆LOVE☆(プロフ) - もえさん» キュンキュンだなんて((´∀｀*)) 頑張って更新します！(∩^o^) (2014年8月17日 22時) (携帯から) (
レス) id: 1ae724b452 (このIDを非表示/違反報告)
もえ - 最初から一気に読んじゃいました(*´-`*)ﾉ 切なくてとてもキュンキュンします！とても面白いです^ ^ 更新楽しみにしてますね(*^^*) (2014年8月17日 19時) (レス) id: eda80240c5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：LOVEXO∞BANA | 作成日時：2014年6月20日 20時
