STORY 40 ページ15
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『えっと、なんかごめんね…。それと、ありがとう。』
「うぅん。」
別に謝らなくても大丈夫だよ、なんて可愛らしいひとことが言えれば良いのに。
『じゃあ、そろそろ出よっか』
それだけ言って、そそくさと図書室の窓を閉め始めた。
そんな彼を意外と真面目だな、なんて考えてる冷静な自分が居た。
それから一度教室に戻り、鞄を持って校門を出た。
ひさびさにジニョンと肩を並べて歩く帰り道。
久しぶりといってもたった2日間ぶりなのだが
2人で帰ったのが遠い昔の記憶のように思えた。
途切れることのない会話
以前ほどでは無いが、ぎこちなさはまったく感じない。
心地よい時間がゆっくりと流れている気がした。
でも、そのゆったりとした時間を止めるかのように
突然公園の前で足を止めるジニョン。
「どうしたの？」
『いや、なんか久しぶりだし。ちょっと話していこうよ。』
公園に入って行くジニョン。
断る理由なんて無いからジニョンの後に続いて公園に入る。
高校生にもなって公園で遊ぶなんてことはしないし
引っ越してきてから無縁だった公園に初めて足を踏み入れた。
普通の公園。
鉄棒とベンチが2つあるだけで、
ジニョンは迷うことなくベンチに腰掛けた。
ジニョンに隣に静かに腰掛ける。
端から見ればまるでカップルみたいで。
ヘリョンさんともこうやって色んな思い出があって、
だからこそ辛いんだろうな、なんて思ってしまうのは大きなお世話か。
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ラッキーアイテム
革ベルト
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☆ｿﾝﾖﾙ☆LOVE☆(プロフ) - もえさん» キュンキュンだなんて((´∀｀*)) 頑張って更新します！(∩^o^) (2014年8月17日 22時) (携帯から) (
レス) id: 1ae724b452 (このIDを非表示/違反報告)
もえ - 最初から一気に読んじゃいました(*´-`*)ﾉ 切なくてとてもキュンキュンします！とても面白いです^ ^ 更新楽しみにしてますね(*^^*) (2014年8月17日 19時) (レス) id: eda80240c5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：LOVEXO∞BANA | 作成日時：2014年6月20日 20時
