STORY 38 ページ13
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『自慢とかじゃないけど中学のときけっこう告白とかされたんだよね。
あんまり話したこと無いような子から告白されたり…
みんな俺が好きなんじゃなくて俺の顔が好みだったみたい。
でも、ヘリョンは違った。ヘリョンだけは俺の中身を好きになってくれた。
だけど、ヘリョンと付き合って半年くらいのときかな、喧嘩したの。それも本当に些細な喧嘩。』
ジニョンとヘリョンさんの話なんて正直聞きたくない。
シヌ君からヘリョンさんの話を聞いたときみたいに胸が張り裂けそうな思いをするのは二度と嫌だった。
…でも、ジニョンの真剣な顔を見てたら“ちゃんと聞かなくちゃいけない”って、そう思った。
『いつもみたいに仲直りできると思ってた。
なのに、ヘリョンが“私、ジニョンのこと好きじゃなくなったんだ。”って俺に言って、別れを告げてきた。
俺… そのとき本当にヘリョンのこと好きだったから、ヘリョンの口から簡単に“別れよう”って言葉が出てきたのが許せなかったんだ。
ヘリョンの俺に対する想いはこんなもんだったのかって。
だから、“わかった。”って言っちゃった…。』
淡々と話し続けるジニョン。
『そっからちょっとしてヘリョンの引っ越しが決まって、俺たちは別れてから一言も話さないままヘリョンは転校して行った。』
「そうだったんだ。」
今の私にはその一言しか言えなかった。
『でね、続きがあるの。
ヘリョンが転校ちゃってから知ったんだけど、ヘリョンは嫌がらせを受けてたみたいなんだ。
嫌がらせをしてたのは俺が振った子たちだった。
そのことを知ったとき恨んだよ、自分の顔を。
俺が彼氏じゃなかったらヘリョンは嫌がらせなんて受けなかった。』
今にも泣き出しそうな表情で話し続けるジニョン。
不謹慎かもしれないけど、そんな切なげなジニョンはとても綺麗だと思った。
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革ベルト
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☆ｿﾝﾖﾙ☆LOVE☆(プロフ) - もえさん» キュンキュンだなんて((´∀｀*)) 頑張って更新します！(∩^o^) (2014年8月17日 22時) (携帯から) (
レス) id: 1ae724b452 (このIDを非表示/違反報告)
もえ - 最初から一気に読んじゃいました(*´-`*)ﾉ 切なくてとてもキュンキュンします！とても面白いです^ ^ 更新楽しみにしてますね(*^^*) (2014年8月17日 19時) (レス) id: eda80240c5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：LOVEXO∞BANA | 作成日時：2014年6月20日 20時
