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story5 ページ5
その後、剛くんは心配だから家まで送ると言って私の手を握った
｢剛くん…｣
｢ん？なに｡｣
｢なんで、助けてくれたの…？｣
そう言うと、剛くんは少し照れたようにこう言った
｢お前に似てたから…｣
｢えっ…？｣
その後、剛くんとは一言も喋らなかった…
私が聞いたせいで、気まずくなってしまった｡
喋りたい、けど喋れない…
もどかしい、心が苦しい…
｢…ついたけど｡｣
｢あっ、ありがとう…｣
もう、会えないよね…
だって、もう赤の他人なんだもん…
彼氏でも友達でもない…赤の他人…
私が歩き出すと、剛くんは私の手を掴み
｢また…今度な…｣
そう言って、帰っていった｡
今度、その今度はいつになるかわからない｡
このまま会えないかもしれない…
今度は一体いつになりますか…？
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作者名：mayo@スマホの調子が悪い | 作成日時：2016年5月5日 1時
