青春の1ページをもう一度

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あと少しで今日は先生とお別れだ…



次はいつ会えるかわからない、いつ会えるのか不安だ


岡田「じゃ、ここまででいいよ。」



(人1)「はい…」



離れたくない、本当に離れたくない…



先生が背を向けて歩きだす


その姿を見ると、永遠の別れなんじゃないかと思うくらい心が苦しくなった


こんなに、先生と離れたくないんだ



岡田「あのさ、」



先生が振り向き私にこう言う



岡田「明日の土曜日どっか行こうか…」



(人1)「えっ？明日ですか…？」


唐突過ぎて頭がついていかない



岡田「ダメだった？ならまた…」



私は先生の声をさえぎるように



(人1)「大丈夫です…！！」


そんな私を見た先生はニッコリと笑って



岡田「わかった、明日の１０時頃に迎えに来るから。」



(人1)「はい…！」



先生とどこかに行くなんて夢みたいだなぁ…



岡田「それとさ、先生じゃなくて良いから。」




(人1)「先生じゃなくて良いってどういう事ですか？」



岡田「普通に名前とかで呼んで。こっちもそうするから…！」




名前で呼ぶにはまだ早いよね…




(人1)「じゃあ、岡田さんで…！」




先生はニッコリと笑って




岡田「わかった、最終的には名前で呼べるようになると良いね(笑)」




たまに、ビックリする言葉を言うところも変わっていないな…



そう言って、先生はまた歩きだした



岡田さんか…



少しだけでも、溝があった所は埋まったのかなぁなんて思った

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