青春の1ページをもう一度

Laststory ページ33

私は心を決めた…



(人1)「准くん…」



岡田「ん？なに…？」



まだ、准くんは私の涙を拭いてくれている



(人1)「大好きだよ…高校生の時からずっと…」



准くんは涙を拭くのをやめて、私の顔を見てくる



(人1)「本当は、高校生の時に伝えなきゃって思ってたんだけど…勇気がなくて…」



また、涙が溢れてくる



(人1)「でもね、さっき翔くんが私に気持ちを伝えてきてくれて…」



(人1)「翔くんの事を思ったら、自分も伝えなきゃって思って…」



すると、准くんがいたずらっ子みたいな顔をしてこう言う



岡田「翔が気持ちを伝えなかったら、告白しなかったって事？(笑)」



(人1)「そんな事ないのに…いじわる…！」





そう言った瞬間、准くんは真剣な顔になり私に触れるだけのキスをした…



唇が離れると准くんは真剣な顔のまま、こう言った



岡田「好きだよ…初めてあった時も今も…」


岡田「変わらず、大好きだよ…」



そう言って、私を抱き締めた准くん…。





やっと、想いが伝わった…




(人1)「准くん…」



岡田「なに…？」




わがまま言ってもいいよね…？



(人1)「好きって言って…？」




准くんは…照れたようにこう言った



岡田「大好きだよ…本当に…好きだよ」



想いが伝わる事の嬉しさ、想いを伝えても叶わない悲しさ…



今日は2つの事を実感した日だった…



翔くんが幸せになりなよって…言ってくれなかったら



きっと、気持ちを伝えるのをためらっていたと思う…



ありがとう、翔くん…



あと、気持ちを伝えて答えてくれた准くんもありがとう…




これで、私の青春時代にやり残した事はなくなった…



あとは、夢に向かって頑張るだけ…



准くんと一緒ならきっと出来るはず…




いや…出来るって信じてる。







end

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