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story18 ページ18

何分ぐらい経ったのだろう…



泣き崩れてからずっと私は抱き締めながら背中を擦ってる。



普段なら恥ずかしかって自分からする事なんて出来ないはずなのに…



泣き崩れた先生を見たら、抱き締めずにはいられなくなった…




岡田「…実はさ…」



泣き疲れたのか、眠そうな声で私に話をしてきた



岡田「あの時の事をずっと後悔してたんだ…」




(人1)「あの時…?」




岡田「夏祭りの事…」




夏祭り…か…




岡田「抱きしめてから、話をしなくなったから嫌われたんじゃないかって思って…」




なんで…そんな事で先生のこと…




(人1)「嫌いになるわけない…」





つい、心の声が漏れてしまった





岡田「そう言ってくれるけど、あの時は本当に不安で…」





岡田「話さないまま卒業したから、本当に嫌われたんだって思って…」





ここまで、先生を苦しめていたのは高校生時代の私だ…





岡田「でも、この前学校に来て会った時は本当に嬉しかった…」





岡田「家まで送ってる時に私が無視してただけだって言われて少しだけ、良かったって思ったんだ…」





本当に私が悪い…高校生の時に無視しなかったら…





岡田「だけど、また不安になって…どうしていいかわかんなくなって…」




また、先生は泣きはじめた…




(人1)「ごめんね、本当にごめんね…高校生の時に無視してた私のせいで苦しんでたんだよね…」




あぁ、何であんなことしたんだろう…





(人1)「ごめんね、先生…」




岡田「…っ…」



泣きながら先生は私の首に腕をまわして、


私をぎゅっと抱き締めた…



岡田「先生も岡田さん呼びもやめて…」




(人1)「えっ…」




岡田「准くんって呼んで…」





岡田「先生とか岡田さんって呼ばれると苦しいから…」




私の呼び方も先生の事を苦しめてたんだ…




(人1)「准くん…?」





岡田「なに…?」





(人1)「ごめんね…。」




そう言うと、准くんは私を抱き締めたまま勢い良く泣きはじめた…





私はただただ、謝りながら准くんの背中を擦る事しか出来なかった…

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mayo(プロフ) - ちかさん» 続編楽しみにしていてください!本当ですか?!今名前を変換して読んでみたんですが大丈夫でした… (2016年6月3日 15時) (レス) id: 107412a649 (このIDを非表示/違反報告)
ちか(プロフ) - 続き楽しみにしています!それから、主人公の名前入れが(人1)のまま変換されなくなっていますよ(>_<) (2016年6月3日 11時) (レス) id: 290bc76596 (このIDを非表示/違反報告)
mayo@スマホの調子が悪い(プロフ) - 胡桃さん» ありがとうございます!!感動なんて…恐れ多いです…!!続編まで待っていてください! (2016年3月12日 21時) (レス) id: 10c881c21e (このIDを非表示/違反報告)
胡桃(プロフ) - とても感動しました!やっぱり准君好きですw次回続編楽しみにしています(ノ´∀`*) (2016年3月12日 21時) (レス) id: 62b3f4bd2e (このIDを非表示/違反報告)
mayo@スマホの調子が悪い(プロフ) - 胡桃さん» コメントありがとうございます!甘えるときだけ弟ぽく書きました!この後二人はどうなるのか楽しみに待っていてください! (2016年3月9日 22時) (レス) id: 10c881c21e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:mayo | 作成日時:2016年3月7日 15時

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