そんな事ってあるんですね ページ9
雅紀「来てくれるって！」
(人1)「ありがとうございます…！これで家に帰れます…！」
それから20分ぐらい経った後
雅紀「あっ、来た！こっちこっち！！」
(???)「本当になんなの？！俺はねお巡りさんじゃないのよ？！」
聞き覚えのある声…
雅紀「ごめんって、なんか早くない？来るの」
(???)「人を探してたの！俺にもね用事ってもんが…」
やっぱり、そうなのかもしれない
雅紀「紹介するね、俺の友達の…」
ニノ「二宮和也です…ってお前？！」
やっぱりそうだ…お隣さんのニノさんだった
雅紀「何？二人共知り合いなの？！」
ニノ「知り合いも何も…お隣さんだわ！」
できれば、逢いたくなかったのに…
ニノ「じゃあ、連れて帰るから…！」
そう言って、ニノさんに手を握られる…
ずるいなぁ、本当に…
雅紀「でも、人探してんじゃないのー？！」
ニノ「こいつを探してたの！じゃあね、相葉さん！！」
そう言って、私の手を握って歩きだすニノさん。
帰り道は重たい空気で私はニノさんの顔も見れなかった…
ニノ「見てたの？」
ニノさんの声が私の頭の中で響く
(人1)「…なんの事ですか？」
ニノ「なんの事ですかって…さっきのやつだよ…」
言えないよ…はい、見ちゃいました。なんて
ニノ「(人1)？聞いてんの？」
私は一言も喋らないように下を向いていた。
それからはニノさんが声を掛けてくることもなくマンションのエレベーターの中に入った
この、空気からもあと少しで解放されるんだ
けど…
エレベーターが開き、自分の部屋に行こうとすると腕を引っ張られて
ニノ「来て、ちゃんと話しよう…」
話す事なんて、何もないじゃないですか…。
そんな事されたら、期待しちゃうじゃないですか…
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作者名：mayo | 作成日時：2016年3月5日 11時
