*:☆.｡お隣さん｡.:*☆ (ページ8)

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優しい青年さんページ8

できるだけ、遠く逃げた私は小さな公園を見つけた…

どれだけ逃げて来たんだろう、もう夕陽が沈みそうになっていた

(人1)「少しだけ、公園で休んでいこう…」

私は公園のベンチに座り込んだ

座り込むと何だか解らないけど涙が溢れてきた…

(人1)「なんで…？なんでなのかなぁ…？涙が…っ…」

自分でも涙を止めることはできなかった…

(???)「大丈夫？どっか痛いの？」

いきなり声を掛けられた事に驚いて顔を上げてみると

(???)「大丈夫？うずくまって泣いてたからどっか怪我してるのかなぁって思って…」

見るからに優しそうな青年さんがたっていました。

(人1)「ちょっと、色々な事があって…っ…」

ダメだやっぱり涙を止められないや…

(???)「大丈夫だよ、泣いてて良いからね？」

その、青年さんは私の隣に座ってそっと背中をさすってくれた。

(人1)「ありがとうございます…っ…」

そう言うと、青年さんはニッコリと笑って泣き止むまで私の背中をさすってくれた…

(人1)「ありがとうございました、背中をさすって下さって…」

(???)「全然気にしないで！泣き止んでくれて良かったよ！」

(人1)「あの…お名前はなんて言うんですか？」

(???)「あっ、ごめん。名前言ってなかったね…相葉雅紀って言います！」

またニッコリと笑って

雅紀「よろしくね！」

(人1)「よろしくお願いします…！」

　

そう言うと、相葉さんは

雅紀「同じ質問しちゃうけど、お名前は？」

ニコニコしながら聞いてきた

(人1)「山野(人1)って言います…」

雅紀「(人1)ちゃんか～」

そろそろ帰らなきゃなぁ、あれ…

(人1)「ここ何処なんでしょうか…」

相葉さんは驚いたようで

雅紀「えっ？！わからないの？！」

(人1)「引っ越してきたばっかりで…」

すると、相葉さんは

雅紀「住んでるマンションの名前とか覚えてる？友達に聞いてみるから！」

私はマンションの名前を相葉さんに伝えた

雅紀「あっ、そのマンションなら友達が住んでるからここに呼ぶから一緒に帰ればいいよ！」

相葉さんが電話をして友達を呼んでくれることになった

雅紀「あっ、もしもし？今さぁ道に迷ってる子を見つけて和のマンションと住んでる所同じだからさぁ」

(???)「そっちに行けってわけね、わかりましたよ…」

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