*:☆.｡お隣さん｡.:*☆ (ページ12)

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本心ページ12

相葉さんはニノさんの部屋の呼び鈴を押す

すると、ドア越しにニノさんの声がする

ニノ「どちら様ですかー」

雅紀「俺だよー！」

すると、ニノさんはこう言った

ニノ「私の友達に俺なんて言う人は居ませーん、お帰りくださーい」

雅紀「わかったよ！相葉雅紀！ニノ、ドア開けて！！」

すると、ドア越しでもわかるぐらいのでかい溜息をしたあとドアが開いた

ニノ「…なに？」

雅紀「いや、今(人1)ちゃんの部屋に居たんだけど、ニノとケンカしたって言うから…仲直りをしようと思って」

すると、ニノさんは私を見て何やら考えていた

ニノ「わかった、とりあえず…」

そう言うと相葉さんと手を握っている方に目線を向けてきた

ニノ「その手、離してもらえます？」

すると、相葉さんはニッコリと笑ってこう言った

雅紀「なんで？ニノは好きな人が他に居るんでしょ？」

ニノ「何言って…」

雅紀「だったら、別にいいじゃん。(人1)ちゃんと手をにぎってもさ。」

すると、ニノさんは少しだけ怒ったように相葉さんにこう言った

ニノ「はぁ？！付き合ってる人なんていねーし！！とりあえず、離してもらえないかな？！」

雅紀「でも、女の人とキスしたんだよね？」

その言葉を聞いたあとニノさんの顔が曇った

雅紀「昨日のニノとケンカした話し(人1)ちゃんから聞いたんだよ…」

雅紀「本心じゃないよね？関わらないって言った事も迷惑だって言った事も…本心じゃないよね？」

ニノさんが顔を上げてこう言った

ニノ「本心じゃないに決まってる…だから、離してくれません？」

すると、にぎっていた手が離れた…

その瞬間、ニノさんに手を引っ張られて部屋の中に連れ込まれた…

ドアが締まり、相葉さんの驚いている声がする

雅紀「ちょっと！ニノ！なにしてんの？！」

すると、ニノさんはこう言った

ニノ「きっちり、話しするから！相葉さん！」

雅紀「わかった、しっかり話ししてよ！」

そう言うとドア越しに相葉さんの足音が離れて行く音がした