相葉さん ページ11
一夜明けて、私はボーッと部屋の中を見ていた…
昨日のニノさんの言葉が頭の中を回っていて、
思い出すだけで泣きそうになってしまった…
すると、ピンポーンと呼び鈴がなった
ドアを開けてみると、そこには
雅紀「こんにちは！」
相葉さんがたっていました…
(人1)「こんにちは…」
すると、相葉さんは心配そうにこう言ってきた
雅紀「ニノと何かあった？」
思わず肩がピクリと動いてしまう…
(人1)「別に…！何にもないですよ…！！」
雅紀「今、お邪魔しても平気かな…？」
私は別に用事もないので、相葉さんを部屋の中に案内した…
(人1)「あの〜、どうして私の部屋がわかったんでしょう…」
雅紀「昨日、ニノが連れて帰るときお隣さんって言ってたから(笑)」
なるほど…
雅紀「やっぱり、ニノと何かあったみたいだね｡」
相葉さんがどうしてわかるのか不思議で…
(人1)「どうして…わかるんですか…？」
とっさに聞いてしまった…
雅紀「泣きじゃくった顔だからさ…」
そんなに顔に出てますかね…
雅紀「俺で良かったら、話し聞くよ？」
そう言って、ニッコリと笑った相葉さんは
私の心の中の辛さを取り除いてくれた気がした
私は全部話しをした…
ニノさんにキスされた事
ニノさんが他の女の人とキスしてる所を見てしまったこと
ニノさんを好きになってしまいそうで悩んでた事
ニノさんにもう関わらないと言われた事
昨日の事を全部
すると、私の話を聞いた相葉さんは
雅紀「ニノは、照れ屋だから自分の気持ちを上手く相手に伝えられない時があるんだよね…」
雅紀「だから、関わらないって言った事も本心じゃないと思うから…」
そして少し考えた相葉さんは、私の手をにぎりこう言った
雅紀「今からニノのところに行こう！」
そう言って、私の手をにぎったままニノさんの部屋に向かった…
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作者名：mayo | 作成日時：2016年3月5日 11時
