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アジトに戻るとボロボロになった姿を見て皆驚いた表情を浮かべていた
「どうしたんだよフェイ!」
「喧嘩売られたからかただけね」
「それでやられたんかよ笑」
「やられてないね。ちょと油断しただけよ、ちゃんと殺した」
「フェイがそこまでやられるなんて珍しいな」
「やられてないて言てるね」
バカにしたように笑うフィンクスとシャルナークを殴ってやろうとした時ハンカチを握っている事に気づき、近くにいたシズクが不思議そうに覗き込んできた
「あれ?フェイタンそんなハンカチ持ってたっけ?」
「…ワタシのじゃないね」
「じゃあ誰の?」
「知らないよ」
「えっ、じゃあどうして持ってるの?」
「うるさいよ」
人差し指を顎に当てて首を傾げているシズクを置いて自室に戻った
「あの女…」
気味が悪いね。知らない男にここまでするか。
それが普通なのか?いいや、きとただのお人好しね
そう頭ではあの女をバカにしているはずなのに何故かハンカチを捨てられず無造作にポケットにしまった
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作者名:はっとり | 作成日時:2023年11月20日 23時