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フェイタンside
団長に呼ばれて部屋に行くと本を読んでいてワタシに気づくと顔を上げた
「話てなにか団長、次の仕事が決またか」
「いや、お前がある女に入れ込んでいるという話を耳にしたもんでな」
「…フィンクス達か」
「そう怒るな、あいつらもお前が心配なんだろう」
「無意味なことね。ワタシとあいつは何も関係ない、ただの暇つぶしよ」
「そうか」
なんのつもりね。団長もフィンクス達も。ワタシがAに何かしらの感情を抱いているとでも言いたいのか
…苛つくね。そんな事ある訳がない、絶対に
「なら俺がその女殺してもいいか」
その言葉に今までにないくらいの怒りを覚え団長と出会てから初めて殺意を向けた
すると団長はクスリと笑い立ち上がった
「やっぱりな」
「…もうAには近づかないね、だからこの話は終わりよ」
「フェイ、俺は別にそんな話をする為に呼び出したんじゃないさ」
「…だたら何よ」
「恋人を作ってはいけないなんてルールを作ったつもりはない。好きにしたらいいんじゃないか」
「…だから別にそういうんじゃない言てるね」
「ふっ、まあいい」
団長は「この後仕事があるんでな」と言い部屋を出ていこうした時立ち止まり振り返った
「花束でも渡したらどうだ？女は花束に弱い」
「…」
そう言って出ていく団長にあの日のことを思い出した
あの日も団長に似たようなことを言われ花を買いに適当な花屋に出向いた。そこにいたのがAだった
はぁ、めんどくさいよまたく。
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作者名：はっとり
| 作成日時：2023年11月20日 23時
