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いつものBARにいくと顔なじみのマスターがいて今日は1人じゃない私を見て少し驚いていた
『こんばんは！』
「いらっしゃい！Aちゃんが男の人と一緒なんて珍しいね？」
『まあちょっとね！』
「こっちどうぞ、いつものでいい？」
『うん！フェイはどうする？』
「…同じのでいいね」
『じゃあ2つお願いします！』
案内された席に座り出されたお酒でフェイと乾杯をした
グラスを口に近付け1口飲むフェイの横顔に思わず見とれていると思い切り睨まれてしまった
「…何見てるか」
『あっ、ごめん笑』
「…」
『私ってフェイの事まだ何も知らないよね』
「急に何の話ね」
『たまにお店や家に来てくれるけどお互い知らない事だらけだよなーって』
「別に興味ないし詮索されるのも好きじゃないね」
『そっか〜。でも私はフェイの事知りたいな』
「何故ね」
『そりゃぁ…』
自分でもわかるくらい顔が熱くなっていき顔を逸らすとカランコロンという音と共に店の扉が開いた
「随分とシャレた店だな」
「結構いいだろう？最近見つけたんだよ」
「ふーん…ん？」
『え？あーーー！！あの時のヤンキー！』
「あ？」
『ひっ、ごめんなさい！』
店に入ってきたのはこの前フェイと一緒にいた眉のないヤンキーと初めて見る金髪のノースリーブ青年だった
「フェイ、お前こんなとこで何してんだ？」
「見ればわかるね。飲んでるだけよ」
「フェイが女の子といるなんて珍し〜」
「そーいやお前あの時フェイの事口説いてた女じゃねーか」
『くっ、口説いてません！！』
眉なしヤンキーさんを睨みつけるとそれ以上に睨み返され怯えているともう1人の青年が私の隣に座った
「君名前なんて言うの？」
『あっ、Aです！』
「俺はシャルナーク、こっちはフィンクスだよ」
「おい、勝手に人の名前教えてんじゃねーよ」
「いいだろ別に、所でフェイとはどういう関係なの？」
『えっ、えっと…友達…？』
「…」
「へ〜友達ね〜笑」
友達でいいんだよね…？フェイも否定しないし。
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作者名：はっとり
| 作成日時：2023年11月20日 23時
