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34. 発見クルー!。 ページ34

「とりあえずルシル先輩と仲良い人を見つけなくちゃダメだよね。」
「うーん、割と俺らが見る限りは寮生…特に寮長と一緒にいるぜ。」
「それじゃダメなんだゾ…。他に心当たりとかないんだゾ?」


1度オンボロ寮に戻った4人はどこかしらから情報が得られないかと頭を捻っていた。

そもそもあまりにも4人はルシルのことを知らなかった。
学年が違うということもあり、ルシルと4人の関わりはそんなに深くない。
エースとデュースは寮が同じといえど、なんでもない日のパーティーの一件以降、何となくだが避けられていたのもあって、ルシルについてはほぼ何も知らないのだ。


そんな時にデュースがふと声を上げた。

「そういえば…。前にだが放課後にブッチ先輩と歩いているところを見た。」
「ホント!?」
「そうとなれば今日……はもう遅いし、明日にでもラギー先輩に聞きに行ってみよう。なにか聞けるかもしれない。」


そう言って、エースとデュースは寮に帰り、グリムも寝てしまったが、ユウは一人、寝付けないでいた。


首の縫い目。

ユニーク魔法。

身体的異常。

ルシルに関して、たくさんの疑問が浮かび上がってくる。

それにファテルだけじゃなく、リドルまでもが庇う理由が不思議でたまらなかった。

そしてマジフト大会の日の騒動。

ユウは暗くてよく見えなかったが、あの日、いつも以上にルシルが異常だった事はまだ記憶に新しい。


多分この気持ちは、助けたい、とかそんな正義感じゃない。

知りたいんだ、純粋に。



「いったい、何者なんですか…ルシル先輩…。」

35.不安ファインド!。→←33.秘密ホールダー!。



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がばり - 気長に待っていますね 遅くなって申し訳ありません。合格おめでとうございます! (2022年3月31日 15時) (レス) @page41 id: cfe5869198 (このIDを非表示/違反報告)
りく(プロフ) - 合格おめでとうございます。更新頑張ってください! (2021年2月3日 9時) (レス) id: 4c715eefda (このIDを非表示/違反報告)
彩都(プロフ) - めちゃくちゃ面白いです!!続きがとても気になります!応援しています! (2020年6月17日 13時) (レス) id: 16d9298981 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:小坂谷 真夜 | 作者ホームページ:@lag0n027  
作成日時:2020年5月6日 10時

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