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｢…………ほホゥ、いやぁ申し訳ないっスけど…エンデヴァーの息子さん、俺はあんたらが嫌いだ。あの時よりいくらか雰囲気変わったみたいスけどあんたの目はエンデヴァーと同じっス｣
｢轟くん…？｣
振り返り、焦凍と向き合う夜嵐イナサは表情はとても冷たい。
なんだ、よく居るエンデヴァーアンチの類か。
緑谷くんが彼を動かす体育祭前、確かに焦凍の雰囲気は冷たかった。
きっと推薦入試の時に焦凍が覚えてないだけで、何かがあったんだろう。
久しぶりに面白い展開が来た。
『敵による
｢演習の
｢え！？じゃあ…｣
激しいサイレンの音と共に聞こえるアナウンスを合図に控室が展開する。
何度も見てきたし実際に体験した事を思い出していこう。
『道路の損壊が激しく救急先着隊の到着に著しい遅れ！到着する迄の救助活動はその場にいるヒーロー達が指揮をとり行う。一人でも多くの命を救い出すこと！』
スタートと同時に受験者が一気に走り出す。
採点基準が分からない以上は訓練や授業通りにやるしかない。
僕だったらありえないことをやればいい。
｢あ"あ"あ"あ"ん！たすげでえええ！！ひっひっ｣
途中の都市部ゾーンで緑谷くん達を見つけたので足を止めて視線を移す。
ヒーロー大好きな彼は一体どんな行動を取るのだろう。
｢あっち…！おじいちゃんが！！ひっ、潰されてえ！！｣
｢ええ！大変だ！どっち！！？｣
｢なァんだよそれえ減点だよォオ！まず私が歩行可能かどうか確認しろよ呼吸の数もおかしいだろォ！？頭部の出血もかなりの量だぞォ！？仮免持ちなら被害者の状態は瞬時に判断して動くぞ｣
周りを見渡すと他校生は瞬時な判断で救助を行っている。
学年が違う分、流石に僕らは劣ってしまう。
救助や救出だけではない。
消防、警察が到着するまでの間…その代わりを務める権限を行使しないと。
スムーズに橋渡しを行わないといけない。
思ったよりもやることが多い。
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朝ギ(プロフ) - じゃがりこさん» とても嬉しいお言葉、ありがとうございます。励みなります！ (2018年3月19日 23時) (
レス) id: 94da739f3c (このIDを非表示/違反報告)
朝ギ(プロフ) - 星鴉さん» ありがとうございます！私の限られた表現力で表せることは少ないですが頑張ります！ (2018年3月19日 23時) (レス) id: 94da739f3c (このIDを非表示/違反報告)
じゃがりこ(プロフ) - ただただ美しい 椿が美しい 一言で言えば大ファンです (2018年3月18日 1時) (レス) id: daac9369bf (このIDを非表示/違反報告)
星鴉(プロフ) - 美しい表現に惚れました！！主人公君大好きです！応援してます！！ (2018年3月10日 1時) (レス) id: 3edde29704 (このIDを非表示/違反報告)
朝ギ(プロフ) - 薔薇さん» ありがとうございます！楽しんでいただいて何よりです！ (2018年3月2日 20時) (レス) id: f0d5aace8d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：朝ギ | 作成日時：2018年1月21日 21時
