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｢流石あの椿くんっスね！早いっス！｣
｢あのって？｣
｢体育祭の時、身体能力の高さを先生が褒めてたっス｣
｢へぇ、そう｣
彼には悪いけどたいして興味はない。
机に置いてある飲み物を口に運びながら大きな彼を見上げると、他にも何か言いたそうだったが�爐罎辰�りしたい�瓩斑任蠅鬚い譴討�いた。
｢…早いな｣
｢おっそいわぁ、焦凍。待ちくたびれたやん｣
ようやく僕以外の雄英生、焦凍が控室に来た。
彼に飲み物を差し出してターゲットを外す鍵の場所を知らせる。
まぁ、予想通り１番早いのは焦凍だった。
ひとかたまりになって動いている緑谷くん達はいったいどうなったんだろう。
改めて彼の考えと僕の考えは正反対だと思った。
どれに正解があるかなんてそんなことよりも、自分を犠牲にしてまで誰かに救いの手を差し伸べるなんて。
焦凍の話しを聞いていると、突如感じた鋭い視線に顔を上げる。
その先に居たのは夜嵐イナサだったが、すぐに顔を逸らされた。
その様子に少なからず焦凍も気付いているようだ。
どちらかと言うと、僕よりも焦凍に向けられた鋭い視線。
推薦入試で面識があるはずだし、何かあるんやろうけど…あの視線はそんな再開を楽しむような感じではなかった。
｢みんな遅いなぁ｣
｢思ってねぇだろ｣
人が多くなってきたせいで少し騒がしくなってきた控室。
未だにここに来ない勝己は今どうしているんだろう。
彼はここ最近、どこか考え込んでいることが多い。
僕には色々言うくせに当の本人はだんまり。
今まで人のことを気にしたことなんてないからか、こんな時にどう本人に尋ねればいいか分からない。
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朝ギ(プロフ) - じゃがりこさん» とても嬉しいお言葉、ありがとうございます。励みなります！ (2018年3月19日 23時) (
レス) id: 94da739f3c (このIDを非表示/違反報告)
朝ギ(プロフ) - 星鴉さん» ありがとうございます！私の限られた表現力で表せることは少ないですが頑張ります！ (2018年3月19日 23時) (レス) id: 94da739f3c (このIDを非表示/違反報告)
じゃがりこ(プロフ) - ただただ美しい 椿が美しい 一言で言えば大ファンです (2018年3月18日 1時) (レス) id: daac9369bf (このIDを非表示/違反報告)
星鴉(プロフ) - 美しい表現に惚れました！！主人公君大好きです！応援してます！！ (2018年3月10日 1時) (レス) id: 3edde29704 (このIDを非表示/違反報告)
朝ギ(プロフ) - 薔薇さん» ありがとうございます！楽しんでいただいて何よりです！ (2018年3月2日 20時) (レス) id: f0d5aace8d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：朝ギ | 作成日時：2018年1月21日 21時
