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｢えー、焦凍の部屋なんで和室なん？｣
｢頑張った｣
｢ふふ、僕の部屋も試験終わったらやってや｣
｢終わったらな｣
授業も終わり、部屋の片付けをしていた時に焦凍から電話越しで部屋に呼び出された。
片付けに疲れていたこともあり、休憩がてらに向かうことにしたが、少しだけ彼と２人きりというのは一方的に緊張する。
あの狸寝入りのときからだ。
｢あれから変わったことはねぇのか？｣
｢相変わらず心配性やなぁ｣
彼の言う�爐△譴�ら�瓩箸亘佑�病室から消えたときだろう。
思えば確かにあれから何もない。
どこに潜んでいるか分からないこともあり、僕はどうすることも出来ない。
まとまらない考えに嫌気が差して、机に頬杖をついたまま焦凍を眺める。
僕ほどではないが整っている顔付きは女子に�爛ぅ吋瓮鶚瓩噺世錣譴討い襪里眷柴世�いく。
昔から本当に変わらないなぁ、なんてぼんやりと眺めていたら視線に気付いた焦凍が顔を上げる。
｢何だ？｣
ぱちりと合う視線に不思議そうに首を傾げる彼を見て、僕は未だに耳から離れないあいつの言葉を鮮明に思い出した。
｢愛してるよ、焦凍。君は永遠に僕の手の内だ｣
僕を焦凍に置き換えて見つめたまま言葉を発すると、みるみるうちに真っ赤に染まる彼の顔を見て、はっとした。
しまった。
｢………て、言われたら…焦凍は……どない、する？｣
意外な反応に慌てて尋ねてみる。
まさかこんなに素直な反応をされるとは思ってもいなかった。
｢…何だ急に。あいつに言われたのか？｣
｢いや、ごめん。まさか君がそんな可愛らしい反応するとは思わんくて｣
焦凍は赤く染めた顔を隠すようにそっぽを向く。
まさかこんな反応をするとは本当に予想外だった。
｢ああ、僕の顔好きやったねぇ。昔から｣
｢ちょっと黙ってろ｣
｢気にせんでもええやん。僕も自分の顔好きやし｣
｢だろうな｣
呆れたように溜め息を吐く焦凍の顔はまだ少し赤かった。
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朝ギ(プロフ) - じゃがりこさん» とても嬉しいお言葉、ありがとうございます。励みなります！ (2018年3月19日 23時) (
レス) id: 94da739f3c (このIDを非表示/違反報告)
朝ギ(プロフ) - 星鴉さん» ありがとうございます！私の限られた表現力で表せることは少ないですが頑張ります！ (2018年3月19日 23時) (レス) id: 94da739f3c (このIDを非表示/違反報告)
じゃがりこ(プロフ) - ただただ美しい 椿が美しい 一言で言えば大ファンです (2018年3月18日 1時) (レス) id: daac9369bf (このIDを非表示/違反報告)
星鴉(プロフ) - 美しい表現に惚れました！！主人公君大好きです！応援してます！！ (2018年3月10日 1時) (レス) id: 3edde29704 (このIDを非表示/違反報告)
朝ギ(プロフ) - 薔薇さん» ありがとうございます！楽しんでいただいて何よりです！ (2018年3月2日 20時) (レス) id: f0d5aace8d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：朝ギ | 作成日時：2018年1月21日 21時
