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｢お前に化けた時に記憶を拝借させてもらった。最近はやけに椿と仲がいいみたいだな。珍しいこともあるもんだ｣
｢知るかよ｣
｢あー、目障りだなぁ…お前｣
ぞくり、と背筋が震える。
にやにやと笑うそいつはあまりにも不気味な存在だ。
｢ブッ殺す｣
｢待ちたまえ、死柄木弔｣
｢先生…｣
モニターから聞こえる声に視線を移すと顔は見えずに音声だけが聞こえる。
�狎萓賢瓩噺討个譴訖擁�がいるってことはこいつボスじゃねェのか？
｢黒霧、コンプレス…また眠らせてしまっておけ。ここまで人の話し聞かねーとは…逆に感心するぜ｣
｢聞いて欲しけりゃ土下座して死ね！｣
ジリ、と後退する。
最大火力でブッ飛ばしてェが…ワープ野郎が邪魔過ぎる…考えろ！どうにか隙を作って椿を取り戻したあと、後ろのドアから…
上手く頭が回らない。
何が最善な策なのか、一体それが可能なのかすら…今、判断出来んのは…
｢どーもォ、ピザーラ神野店ですー｣
後ろのドアからノック音がし、声が聞こえた。
は？こんな時にピザでも頼んだのか？と不思議におもったが、すかさず横の壁から突っ込んできたオールマイトを見て俺は安堵した。
｢っ、｣
｢椿！！｣
｢やっぱ意識あったな｣
眠っていると思っていた椿がタイミングを合わせて勢い良く包帯野郎の顔に手をかざすも、容易く受け止められる。
そのまま身体の向きを変えて蹴りをいれて距離をとった。
｢黒霧！ゲート…｣
｢先制必縛ウルシ鎖牢！！｣
次々と現れるプロヒーローたちに安心する。
シンリンカムイはそのまま敵を拘束し、身動き１つさせない。
｢勝己、心配かけたね｣
｢起きてんならさっさ言えや｣
俺の横に立つ椿の顔色は悪いままだ。
呼吸も浅く、足取りもふらついていた。
それでもこいつの無事を確認出来ると、安心からか目頭が熱くなるのをぐっと堪えた。
｢怖かったろうに…よく耐えた！ごめんな…もう大丈夫だ少年！｣
｢こっ…怖くねぇよ！ヨユーだくそ！！｣
どうにか逃げ切ろうと必死に藻掻く死柄木弔だったがプロヒーローたちの素早い攻撃は止まらない。
追い詰められた敵達からは焦りがうかがえる。
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朝ギ(プロフ) - じゃがりこさん» とても嬉しいお言葉、ありがとうございます。励みなります！ (2018年3月19日 23時) (
レス) id: 94da739f3c (このIDを非表示/違反報告)
朝ギ(プロフ) - 星鴉さん» ありがとうございます！私の限られた表現力で表せることは少ないですが頑張ります！ (2018年3月19日 23時) (レス) id: 94da739f3c (このIDを非表示/違反報告)
じゃがりこ(プロフ) - ただただ美しい 椿が美しい 一言で言えば大ファンです (2018年3月18日 1時) (レス) id: daac9369bf (このIDを非表示/違反報告)
星鴉(プロフ) - 美しい表現に惚れました！！主人公君大好きです！応援してます！！ (2018年3月10日 1時) (レス) id: 3edde29704 (このIDを非表示/違反報告)
朝ギ(プロフ) - 薔薇さん» ありがとうございます！楽しんでいただいて何よりです！ (2018年3月2日 20時) (レス) id: f0d5aace8d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：朝ギ | 作成日時：2018年1月21日 21時
