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｢一度言ってみたかったっス！プルスウルトラ！自分雄英高校大好きっス！雄英の皆さんと競えるなんて光栄の極みっス！よろしくお願いします！！｣
勢い良く顔を上げた彼の頭部からドロリと垂れる血を見て引いた。
よくこんなにも淡々と嘘っぽい言葉を並べることが出来るなぁ…
いや、あれで素なら僕とは本当に合わないと思う。
｢夜嵐 イナサ。ありゃあ…強いぞ。昨年度…つまりお前らの年の推薦入試、トップの成績で合格したにも拘らずなぜか入学を辞退した男だ｣
｢へぇ…ねぇ、焦凍。君より実力は上らしいやん？頑張らなねぇ｣
つんつんと焦凍の頬を指でつついてみるが、つまらないことに反応は全くなかった。
推薦入試…あの頃の焦凍は片方しか使わないとは言え、なかなかの個性だったはず。
それを上回るってこと。
それに相澤先生のお墨付き。
｢中でも神野事件を中心で経験した椿くんと爆豪くん。君たちは特別強い心を持っている。今日は君たちの胸を借りるつもりで頑張らせてもらうよ｣
｢フかしてんじゃねぇ、台詞と顔が合ってねぇんだよ｣
｢気安く触らんといてくれへん？｣
傑物学園高校の生徒が勝己に握手を求めるも跳ね除けられ、次に僕の方に手を差し出してきた。
馴れ馴れしいにも程があるし、僕が言えたもんじゃないと思うけど胡散臭い笑み。
｢こらおめーら！失礼だろ！すみません無礼で…｣
｢良いんだよ！心が強い証拠さ！｣
僕と勝己の態度が失礼だと、切島くんはまるで母親のように僕らを叱る。
今から争うって言うのに仲良しごっこなんて本当に勘弁して欲しい。
�狢琉藝廰甅爛謄譽哭畆 垢犯�せられる言葉から、僕ら雄英生の個性がバレていることは間違いない。
個性を知っていれば対策だって出来るし、まず狙われるのは僕らなんだろう。
いざ、会場に入ると人多さに吐きそうだった。
ヒーロー公安委員会の目良という人物のやる気のない話をぼんやりと聞きながら前に立つ焦凍の背中に体重をかける。
受験人数1541人、勝ち抜けの演習。
ざっくりとしてわかりやすい。
雄英の入試試験と似ているが対ロボットと対人じゃ、訳が違う。
ボールの所持数を決まっているし思ったよりも苛烈なルールだ。
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朝ギ(プロフ) - じゃがりこさん» とても嬉しいお言葉、ありがとうございます。励みなります！ (2018年3月19日 23時) (
レス) id: 94da739f3c (このIDを非表示/違反報告)
朝ギ(プロフ) - 星鴉さん» ありがとうございます！私の限られた表現力で表せることは少ないですが頑張ります！ (2018年3月19日 23時) (レス) id: 94da739f3c (このIDを非表示/違反報告)
じゃがりこ(プロフ) - ただただ美しい 椿が美しい 一言で言えば大ファンです (2018年3月18日 1時) (レス) id: daac9369bf (このIDを非表示/違反報告)
星鴉(プロフ) - 美しい表現に惚れました！！主人公君大好きです！応援してます！！ (2018年3月10日 1時) (レス) id: 3edde29704 (このIDを非表示/違反報告)
朝ギ(プロフ) - 薔薇さん» ありがとうございます！楽しんでいただいて何よりです！ (2018年3月2日 20時) (レス) id: f0d5aace8d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：朝ギ | 作成日時：2018年1月21日 21時
