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｢おはよう勝己｣
｢っ、危ねぇだろ！｣
退院して初めての登校。
前を歩く勝己に後から飛び付くと相変わらずの怖い顔で僕の方を振り返る。
あの事件があってからやけに勝己の声が聞きたくて、夜中まで電話をしてしまった。
一方で朝一に会った焦凍からは警察の事情聴取よりも事細かに聞いてきて、正直言って彼に会ったことを後悔した。
｢今日からか？｣
｢うん、やっぱ狙われてるから親も雄英に居る方が安心出来るんやて。ここにはプロヒーローもおるし｣
どうにか気を紛らわせないとあいつの声と言葉を思い出す。
僕はにんまり笑って勝己のイヤホンの片耳を拝借した。
授業前に相澤先生から寮の説明を簡単に受け、自分の部屋へと案内される。
エアコン、トイレ、冷蔵庫にクローゼット付き。
自宅の部屋よりも幾分狭いが、４階の勝己の隣だった。部屋の配置はすごくいいと思う。
｢お前、あの時に来てたのが名取だと気付いてたそうだな｣
｢そうやね｣
｢いくら自分が狙われてると分かっても交戦するな。逃げろ｣
｢はぁい｣
先生の言いたいことは分かってる。
自分の立場をわきまえろってことだろう。僕はまだヒーローでも何でもない、ただの高校生に過ぎない。
いくら相手が指名手配犯で、正当防衛だとしても個性を振りかざしていいことではない。
それなら僕は�猝昭茲鮠辰弘戮豊瓮辧璽蹇爾鯡椹悗修ΑＩ埆磴米圧，隼廚錣譴討盥修錣覆ぁ�
｢あー、このまま今日は休んでもええの？｣
｢２限目から出席するように｣
｢なんや、残念やなぁ｣
まぁ、そうだろうとは思っていたけど今から行く気にはならない。
後ろからの相澤先生の視線に耐えきれずに僕はしぶしぶ教室へと向かう。
｢あ、おはよう椿くん｣
｢おはよ｣
次は移動教室のようだがあまり時間がないことに気付き、遅れないように準備をする。
｢椿くん、一緒にいいかな？｣
｢どうぞ｣
いつもとは違う人、横を歩く緑谷くんになんだか違和感がある。
軽い挨拶くらいなら話すことはあっても、一緒に行動することはあまりない。
｢大変だったみたいだね…｣
｢ああ、聞いたんや？なに？オールマイトから？｣
｢うん…その、ごめん…あの時ちゃんと椿くんに伝えられなくて｣
一瞬なんのことか分からなかったが�犢�椿�瓩里海箸鯲价�くんから聞いた日のことを言っているんだろう。
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朝ギ(プロフ) - じゃがりこさん» とても嬉しいお言葉、ありがとうございます。励みなります！ (2018年3月19日 23時) (
レス) id: 94da739f3c (このIDを非表示/違反報告)
朝ギ(プロフ) - 星鴉さん» ありがとうございます！私の限られた表現力で表せることは少ないですが頑張ります！ (2018年3月19日 23時) (レス) id: 94da739f3c (このIDを非表示/違反報告)
じゃがりこ(プロフ) - ただただ美しい 椿が美しい 一言で言えば大ファンです (2018年3月18日 1時) (レス) id: daac9369bf (このIDを非表示/違反報告)
星鴉(プロフ) - 美しい表現に惚れました！！主人公君大好きです！応援してます！！ (2018年3月10日 1時) (レス) id: 3edde29704 (このIDを非表示/違反報告)
朝ギ(プロフ) - 薔薇さん» ありがとうございます！楽しんでいただいて何よりです！ (2018年3月2日 20時) (レス) id: f0d5aace8d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：朝ギ | 作成日時：2018年1月21日 21時
