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「何だっけなァ！？NO.1！この冬！？１回でも！？俺より速く！？敵を退治してみせろ！？」
「ああ…！見事だった…！俺のミスを最速でカバーしてくれた…！」
勝己は嫌味ったらしくエンデヴァーさんに言われた言葉をそのまま返しているのだろう。
そんな彼の言葉にエンデヴァーさんは素直に3人の功績を認めていた。
「急にしおらしくなりやがって…！もっと悔しがれ…」
「かっちゃん…！」
予想外の反応に、勝己は少し戸惑っている。
未だに強く抱き締めるエンデヴァーさんから、夏くんは勢いよく離れた。
「夏雄…！悪かった…！一瞬考えてしまった、俺が助けたらこの先おまえは俺に何も言えなくなってしまうのではないかと…」
「え？」
「夏雄、信じなくてもいい...！俺は�爐�まえたち�瓩鯀造鵑任い燭錣韻犬磴覆ぁ△世�責任をなすりつけ逃げた、燈矢も...俺が殺したも同然だ...！」
「疎んでたわけじゃない...？だったらなに...？俺はずっと燈矢兄から聞かされてきた。俺が許すときなんて...来ないよ。俺は焦凍みたいに優しくないから」
響く車のクラクションの音、ゆっくりと流れる夏くんの涙。
黙って2人の様子を見ることしか出来ないでいた。
エンデヴァーさんの我が子に対する自責の念に胸が苦しくなる。
「……それでも顔を出してくれるのは冬美と冷の為だろう？あの子は�牴搬沖瓩剖�い憧れを持ってる…俺が...壊したからだ。戻れる...やり直せると浮き足立つ姉さんの気持ちを汲もうと頑張っているんだろう...！？」
突如、後ろに立つ焦凍が僕の手を強く握る。驚いて振り返るも、焦凍は真っ直ぐと夏くんたちを見たままだった。
少し冷えた彼の手から、何の感情も読み取れない。
「おまえも優しいんだ、だから俺を許さなくていい。許してほしいんじゃない、償いたいんだ」
自分は許されないことをしてきた、それを認めて覚悟を決めたからこそ出せた言葉の様に思えた。
償いを続けていきたいという強い意思がエンデヴァーさんにはあった。
何も見返りを求めない償い、今後ずっとエンデヴァーさんは自らを責め続けるのだろう。
「...体のいいこと言うなよ...！姉ちゃんすごく嬉しそうでさぁ...！でもっ...あんたの顔を見ると......思い出しちまう、何でこっちが能動的に変わらなきゃいけねんだよ！償うってあんたに何ができるんだよ！」
夏くんの瞳から堪えていた涙がぽろぽろと落ちていく。
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朝ギ(プロフ) - 柑橘系さん» コメントありがとうございます！まだまだ長くなりそうなのでお付き合いいただけると幸いです。素敵なコメントが励みになります！ (11月7日 0時) (
レス) id: 6f172a3ee3 (このIDを非表示/違反報告)
柑橘系(プロフ) - 助かる…助かる…こんなに長編なのに一晩で読んじゃいましたすき…いい感じの距離感が少しずつ縮まったり色んな覚悟が混ざったりで…！ほんと助かりますありがとうございます！！！椿くんもっと甘やかされてデロデロにされてええんやでとニコニコしながら見守ります！ (11月2日 14時) (レス) @page27 id: f65fda0114 (このIDを非表示/違反報告)
朝ギ(プロフ) - あさん» ありがとうございます！更新ペースにムラがあり申し訳ありませんが、楽しんで読んでくださると嬉しいいです！ (7月9日 15時) (レス) @page17 id: 6f172a3ee3 (このIDを非表示/違反報告)
あ - おもしろくていっきよみしちゃいました❕ 更新頑張ってください❕❕ (2023年4月10日 21時) (レス) @page10 id: e2732a4f31 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：朝ギ | 作成日時：2023年1月31日 22時
