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「なんか許すみたいな流れになってて、どうしても納得いかない。母さんが入院したのも、全部全部…あいつのせいだ」
「夏くんの気持ちも分かるけど、冬美ちゃんの気持ちも理解出来るから難しいんよね」
エンデヴァーさんから�犲最垪遶瓩版佑蕕譟△海譴泙任諒貎討箏残錣悗了殿任繊�
彼がエンデヴァーさんを拒絶し、嫌う材料ばかりだ。
加えて�犧嚢盞羣遶瓩任△訃播爐箸慮鯲�が少なかったせいで、夏くんは未だに少しぎこちない。
プロヒーローを目指し、日々切磋琢磨していく中で徐々にエンデヴァーさんへのわだかまりが解けているのは、雄英高校に通っている焦凍の特権だと思った。
夏くんはエンデヴァーさんを許すなんてこと到底、理解出来ないだろう。
家族仲良くなんて願うエンデヴァーさんには悪いが、自業自得だ。
だが自分が過去に行ってきた様々な事柄について反省しているような言葉や態度が、最近よく見える。
焦凍も歩み寄り、冬美ちゃんは間に入ってくれる。
きっと夏くんも少しずつだが時間がかかってもエンデヴァーさんとのわだかまりを解いてくれるだろう。
「ずっとAが羨ましいと思ってた。あいつは俺たちと焦凍を関わらせないようにしてたから」
「僕もそんな遊んでた記憶はないで、稽古に近いんやない？」
「だろうな、あいつがやりそうなことだ」
夏くんは大きな溜め息を吐いて、座り込んだまま頭を抱えてしまった。
「正直、小さいながらに轟家は異常だと思っとったよ。今思えば個性に執着するエンデヴァーさんが怖かったんやろうね。焦凍も一回だけでいいから燈矢兄たちと遊ばせてってよく窓の外見てたわ」
庭で楽しそうに遊ぶ3人を羨ましそうに見ていた焦凍がエンデヴァーさんとの訓練に耐えれたのは僕という存在があったからだ。
時折聞こえてくる隣家からの怒鳴り声。
それは冷さんを責めるエンデヴァーさんの声だった。
父さんがその声に気付いてすぐに窓を閉め、離れた部屋に連れて行ってくれていたことを思い出す。
「俺、どうしたらいいんだろうな…」
「夏くんの思うまま好きにしたらええやん、ね？」
ようやく夏くんと目が合う。
ぎこちない笑顔で、夏くんは優しく僕の頭を撫でた。
「僕が引きこもったとき、夏くんいっぱい声かけてくれたやろ。次は僕が力にならせてや」
「ありがとな、A」
きっといつか壊れてしまった轟家が修復出来ることを願ってる。
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朝ギ(プロフ) - 柑橘系さん» コメントありがとうございます！まだまだ長くなりそうなのでお付き合いいただけると幸いです。素敵なコメントが励みになります！ (11月7日 0時) (
レス) id: 6f172a3ee3 (このIDを非表示/違反報告)
柑橘系(プロフ) - 助かる…助かる…こんなに長編なのに一晩で読んじゃいましたすき…いい感じの距離感が少しずつ縮まったり色んな覚悟が混ざったりで…！ほんと助かりますありがとうございます！！！椿くんもっと甘やかされてデロデロにされてええんやでとニコニコしながら見守ります！ (11月2日 14時) (レス) @page27 id: f65fda0114 (このIDを非表示/違反報告)
朝ギ(プロフ) - あさん» ありがとうございます！更新ペースにムラがあり申し訳ありませんが、楽しんで読んでくださると嬉しいいです！ (7月9日 15時) (レス) @page17 id: 6f172a3ee3 (このIDを非表示/違反報告)
あ - おもしろくていっきよみしちゃいました❕ 更新頑張ってください❕❕ (2023年4月10日 21時) (レス) @page10 id: e2732a4f31 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：朝ギ | 作成日時：2023年1月31日 22時
