トライアングル ページ49
私は、通っていた大学を辞めて、違う大学に通った。
遅かれ早かれそうしようと思ってた。
弁護士になりたいという夢ができたからだ。
ジョンハンとは一切関わらないために、ジス君とスンチョルにも、しばらくは連絡を取らなかった。
それがジョンハンにとっての幸せだと思ったから。
せめてもの償いだ。
弁護士試験に受かって、その連絡をジス君とスンチョルにした。
そしたら、ジス君が
「就職祝いにご飯でも行かない？」
と誘ってくれた。
私は、今日告白するつもりだ。
なのに、顧問弁護士になった会社で、ジョンハンとばったり遭遇した。
そして、ジョンハンに
「好きだ」と告白された。
あまりにびっくりした。
ジョンハンが私のこと好きだなんて、1ミリも思ったことなかったから。
「分かった、でも、ごめんね、ジョンハン。
私にも忘れられない人がいる」
私の憧れの人…
「それってジス？」
とジョンハンが尋ねる。
「うん。私、ずっと前からジス君が好き」
「それでも、俺はAが好きだから」
真っ直ぐにジョンハンが私を見る
ジョンハンて、こんな澄んだ目してたっけ
ジョンハンの瞳が綺麗で目が離せなくなる
大学生の時とは違う、大人になったジョンハンは相変わらずかっこよくて…
「じゃあ、私、課長と話あるから行くね」
「A」
「ん？」
「好きだ」
そう伝えてくれるジョンハンに「うん」しか返すことができなかった。
「Aさん、顔赤いけど大丈夫？」
と課長に心配される始末だ
「あ、はい、大丈夫です。
休憩所、なんだか暑くて…」
「それで、君に担当してもらう資料が……」
なんとか仕事を終わらせて、ジス君との予定には間に合いそうだ。
アパートに帰っておしゃれをする。
お気に入りのイヤリングに
お気に入りのネックレス
ジス君て、どんな服が好きなんだろう…
好きな人のために、準備するのは楽しい…
ジョンハンは、どんな服装の人が好きなのかななんて、たまにジョンハンのことが脳裏をよぎる
私はぶんぶんと頭をふって
雑念をはらう
私が好きなのはジス君のはずなのに。
準備をして、待ち合わせ場所につくと
ジス君が先に待っていた。
ジス君のあまりのかっこよさに、すれ違う人がジス君を二度見する
「ごめんね、待った？」とジス君にかけよると
「久しぶり、A」とジス君は笑った。
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ふるーつよーぐると(プロフ) - 更新していただきありがとうございます！！無理なさらない程度でこれからもよろしくお願いします！ (2021年6月17日 0時) (
レス) id: fff8310618 (このIDを非表示/違反報告)
ふるーつよーぐると(プロフ) - 続きお待ちしています。 (2021年5月23日 21時) (レス) id: fff8310618 (このIDを非表示/違反報告)
f - senaさんのお話が本当に大好きなのですが、未完結のものが多くて悲しいです…お忙しいのかとは思いますが更新せていただけると嬉しいです…！応援してます！ (2021年4月24日 20時) (レス) id: 03d24a62c7 (このIDを非表示/違反報告)
はるきち(プロフ) - 完結させる気がないんだったらお話書かないでください (2020年11月28日 21時) (レス) id: d1652f67c1 (このIDを非表示/違反報告)
夜 - 長くてすいません。厳選していうと、きゅんきゅんだけじゃなく、ハラハラもあるsenaさんの作品愛してます！！！ (2020年8月3日 20時) (レス) id: 2b6a0ab99a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：sena | 作成日時：2020年6月23日 21時
