朝 ページ43
目が覚めると、隣には綺麗な横顔があって
ジョンハンは私を抱き締めて寝ていた。
私のこと、嫌いなはずなのに、どうして…？
その疑問はずっと、ぬぐえないままだ
私は起き上がって、卵とベーコンとパンを焼いた
すると、ジョンハンも起きてきた。
「おはよ」
そう言うジョンハンは昨日の夜、何もなかったみたいに
「…おはよう」
キスされて、正直気まずい
どんな顔してジョンハンの顔見ればいいのか分からない
「もしかして、俺のこと意識してくれてる？」
とジョンハンは機嫌良さそうに笑った
「…うん。ジョンハンは、慣れてるって感じだね」
きっと、私以外の女の子にも気軽にしてるんだろうなっていう慣れたキスだった
私は、ファーストキスだったのに…
「それって、嫉妬してる？」
「嫉妬じゃないよ。引いてる」
「ひどいなぁ…」
「ひどいのはそっち」
…ファーストキスだったんだから………
ファーストキスって、好きな人同士でするものだと思ってた
なんでほんとに、ユン・ジョンハン
私にキスしたんだろう……
「早くご飯食べて。学校行かなきゃでしょ」
私は、ジョンハンと一緒に家を出た。
「手、繋ごう」
とジョンハンが言ってくる
「絶対嫌」
「なんで？」
「だって、目立つじゃん」
ジョンハンの取り巻きに殺される
「一夜を共にした仲じゃん」
「語弊のある言い方しないで。
そしたらスンチョルなんて、何晩も共にしてるから」
「嫉妬するな……なんて、話してたら……」
目の前には息を切らしたスンチョルがいた。
「Aっ……大丈夫かっ！？」
スンチョルが私の肩に触ると
「俺の彼女に馴れ馴れしく触らないで？」
ジョンハンが、スンチョルの手をはたいた
「Aがお前のことなんか好きになるわけない」
とスンチョルがジョンハンを睨むと
「Aとキスした」
そうジョンハンが言うと
驚いてスンチョルが目を見開いた
「そうなんだ。それはさぞ、良かったね。ジョンハン」
そう言ったのはジス君だ。
「だから、今日、機嫌いいんだ。ジョンハン」
「ジス君っ……」
聞かれたくなかった
知られたくなかった
ジス君だけには
「Aも良かったね。ジョンハンと付き合えて」
それが冷たく聞こえたのは、きっと気のせいなんかじゃない
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ふるーつよーぐると(プロフ) - 更新していただきありがとうございます！！無理なさらない程度でこれからもよろしくお願いします！ (2021年6月17日 0時) (
レス) id: fff8310618 (このIDを非表示/違反報告)
ふるーつよーぐると(プロフ) - 続きお待ちしています。 (2021年5月23日 21時) (レス) id: fff8310618 (このIDを非表示/違反報告)
f - senaさんのお話が本当に大好きなのですが、未完結のものが多くて悲しいです…お忙しいのかとは思いますが更新せていただけると嬉しいです…！応援してます！ (2021年4月24日 20時) (レス) id: 03d24a62c7 (このIDを非表示/違反報告)
はるきち(プロフ) - 完結させる気がないんだったらお話書かないでください (2020年11月28日 21時) (レス) id: d1652f67c1 (このIDを非表示/違反報告)
夜 - 長くてすいません。厳選していうと、きゅんきゅんだけじゃなく、ハラハラもあるsenaさんの作品愛してます！！！ (2020年8月3日 20時) (レス) id: 2b6a0ab99a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：sena | 作成日時：2020年6月23日 21時
