王様 ページ38
「でも、男物の着替えこれしかないし。しょうがないじゃん」
「今度、俺の服持ってくるから！スンチョルの服全部、持って帰ってもらってよ」
「うん…」
ジョンハン、なんでスンチョルと張り合ってんだろ…
「A、髪乾かして」
ジョンハンがお風呂から上がってきた。
「はい、ドライヤー」
「じゃなくて、乾かしてっつってんの」
「ん？分かった」
私は、ジョンハンの後ろに立って髪を乾かす。
まるで王様にでもなったつもりか
でも、私はジョンハンに忠誠を誓ってるから歯向かう権限なんてないのだけど
「はい、乾いたよー」
「俺、ベッドで寝てていい？」
「うん、私は布団で寝るから、どうぞ使って下さい」
「Aさ、つまんないんだけど」
「え？」
「そこは、普通、男が下で寝ろって、怒るとこじゃん。どんだけ、女のプライドないわけ。そんなんじゃ、簡単に悪い男にひっかかるよ」
そんなこと言われても…ジョンハンは王様で何も刃向かえないし…
「ごめん…?」
「そうじゃなくて。今、Aは俺の恋人なんだからさ、恋人らしくしてよ」
「私、彼氏できたことないから、何が恋人らしいか分かんないんだけど…」
「急にしおらしくなって、俺もいじりがいがないんだけど」
「あ、コーヒー入れるよ。ちょっと待ってて」
ジス君と練習した成果見せてやる
「不味い」
一口目から不味いを頂きました
「そんなに不味いかな…」
「コーヒー豆の良さを80%なくしてる感じ」
「えー」
「今度は俺が淹れるよ」
そう言って、今度はジョンハンがコーヒーを淹れた
「美味しい……！なんで？淹れ方は一緒なのに」
「これが、コーヒー愛の重さの違いってやつかな」
「ずるいっ………いいな……私も早くこんなコーヒー淹れられるようになりたい」
ふと、隣を見るとジョンハンは自慢げに笑ってた。
ジョンハンの純粋な笑顔、初めて見たかもしれない、綺麗だな…
「何、人の顔ジロジロ見てんの」
「ジョンハンの笑顔、可愛いなって思って」
「可愛い？、あのさ、男を褒めるときはカッコいいって言ってくんない？」
「カッコいいのはいつものことじゃん」
「それ、馬鹿にしてんの？」
「してないよ。褒めてんじゃん」
「なら、いいけど。調子狂うなぁ……」
ジョンハンは困った顔をして、私を見た
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ふるーつよーぐると(プロフ) - 更新していただきありがとうございます！！無理なさらない程度でこれからもよろしくお願いします！ (2021年6月17日 0時) (
レス) id: fff8310618 (このIDを非表示/違反報告)
ふるーつよーぐると(プロフ) - 続きお待ちしています。 (2021年5月23日 21時) (レス) id: fff8310618 (このIDを非表示/違反報告)
f - senaさんのお話が本当に大好きなのですが、未完結のものが多くて悲しいです…お忙しいのかとは思いますが更新せていただけると嬉しいです…！応援してます！ (2021年4月24日 20時) (レス) id: 03d24a62c7 (このIDを非表示/違反報告)
はるきち(プロフ) - 完結させる気がないんだったらお話書かないでください (2020年11月28日 21時) (レス) id: d1652f67c1 (このIDを非表示/違反報告)
夜 - 長くてすいません。厳選していうと、きゅんきゅんだけじゃなく、ハラハラもあるsenaさんの作品愛してます！！！ (2020年8月3日 20時) (レス) id: 2b6a0ab99a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：sena | 作成日時：2020年6月23日 21時
