珈琲 ページ12
「やあ、ジス待った？ごめんね」
「ううん、俺も今きたところだよ」
なるほど、そこで辻褄があった。
私のバイト先は、カフェで、その常連がホン・ジス君。
そして、彼の親友は、ユン・ジョンハンだったことを今思い出す。
ジス君は、紳士で優しくて人当たりもよくて、本当に素敵な人だから、なぜあんな悪党とつるんでいるのかよく分からない。
「Aさんも、こんにちは。今からバイト？」
「あ、うん。もう飲み物頼みました？」
「ううん、まだ。Aさんが来るの待ってたんだ」
「えっ、嘘っ…今すぐ着替えてきますねっ…」
私は、急いで更衣室に向かった。
「おい、ジス、俺を待ってたんじゃないのかよ」
「ふふ、Aさんの淹れてくれるコーヒー美味しいんだよね」
着替えてる時に、バイトリーダーのロアさんが話しかけてきた。
「ジスがね、私がコーヒー淹れてあげよっかって言ったんだけど、Aの淹れたコーヒーがいいって言ってさ、絶対あれ、Aのこと狙ってるよ」
「そんな…冷やかさないで下さい…」
ロアさんは、私の３つ年上の大学四年生だ。
四年前から、ここで働いていて、新米バイトの私を優しく教えてくれる頼れるお姉さんだ。
ジス君は、高校生の時から通ってくれている常連さんみたいで、ロアさんとはすごく親しいみたい。
「すみません、お待たせしました」
ジス君のところに駆け寄る。
「いつもの、ジョンハンのも二つで」
「かしこまりました。少々お待ち下さい」
全然興味のなかったコーヒーだけど、毎日のように来てくれるジス君のために、それなりにコーヒーについて勉強したし、たくさん練習もしたんだ。
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ふるーつよーぐると(プロフ) - 更新していただきありがとうございます！！無理なさらない程度でこれからもよろしくお願いします！ (2021年6月17日 0時) (
レス) id: fff8310618 (このIDを非表示/違反報告)
ふるーつよーぐると(プロフ) - 続きお待ちしています。 (2021年5月23日 21時) (レス) id: fff8310618 (このIDを非表示/違反報告)
f - senaさんのお話が本当に大好きなのですが、未完結のものが多くて悲しいです…お忙しいのかとは思いますが更新せていただけると嬉しいです…！応援してます！ (2021年4月24日 20時) (レス) id: 03d24a62c7 (このIDを非表示/違反報告)
はるきち(プロフ) - 完結させる気がないんだったらお話書かないでください (2020年11月28日 21時) (レス) id: d1652f67c1 (このIDを非表示/違反報告)
夜 - 長くてすいません。厳選していうと、きゅんきゅんだけじゃなく、ハラハラもあるsenaさんの作品愛してます！！！ (2020年8月3日 20時) (レス) id: 2b6a0ab99a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：sena | 作成日時：2020年6月23日 21時
