Time to shine! (ページ7)

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その騒動以降、目をつけられるのを恐れてか

暴言は減っていった。

しかし、いつものように練習していると、

ドンと誰かとぶつかりよろけそうになる。

「ごめーん、あたっちゃった〜」

軽い謝罪ではあったけど、そういう事もあるかと気にしなかった。

しかし、何度も色んな人にぶつかられたり、

しゃがんでいる時に蹴られたり、足を踏まれたりと

明らかに偶然ではなかった。

同じようなことは数日にわたり続いた。

でも、私は必死に気づかないフリをした。

気づいてしまったら心が折れてしまいそうだったから。

彼女たちはそんな私を面白がっているようだった。

誰も助けてなんてくれない。

1部の練習生たちは服で見えないところを狙うように、

小さな暴力をふるった。

私はただただ耐えることしかできなかった。

その日も1日厳しい練習を終え、家に帰宅した。

お風呂の鏡に映る私は、小さなアザが沢山できたカラダ。

どこか以前より覇気がなく顔色も悪く、少しやつれたよう

にすら見える顔。

自分が憧れ続けたきらきらと耀くアイドルとは程遠い。

「はは…情けないな…」

こんな状態で輝く、誰かを元気にできるような

アイドルになれるんだろうか。

こんな私をいったい誰が応援してくれるんだろうか。

静かに涙が頬を伝う。

「いっそこのまま……」

誰かに嫌われるよりも虐められるよりも、自分の目指す姿になれない自分が情けなく、努力がむくわれない現実がつらかった。

私は、次の日、あんなに必死に努力し掴み取ろうとしてい

たデビューメンバー発表を目前に辞退を申し出た。

先生方からは何故だと止められたが、私はほんとの理由は

言わず、私には覚悟が足りませんでしたとだけ伝えた。

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自分でもよく分からなくなり、お話にまとまりがなくすみません…。後日訂正するかもです…。
ちなみに次回で過去編終わります！