Time to shine! (ページ33)

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キンリングパートの撮影でハンビンの乗るリフトが持ち上がる

『わぁ…！』

ハオ「うらやましい…！」

自分が乗っているわけでもないのにわくわくしてしまう。
私がもしあそこに立てたらどれだけ嬉しいだろう？

1番高い場所で踊る彼は誰よりも輝いていた。

ハンビンのキンリングパートの撮影が一段落着き、映像のチェックを行なうため少し待つようアナウンスがされた。

リフトの上にたつハンビンの近くに駆け寄って

「ハンビニヒョン！めっちゃかっこよかった！なんかすごくアイドルって感じっていうか…！」

このわくわくする気持ちと、尊敬する気持ちを伝えたくて話すけれど、上手く言葉にできない

「ありがとうA」

照れているのか口元を押さえて、笑っている。

ーーーーー

sidezソンハンビン

シグナルソングの撮影日、着替えとメイクを終え、撮影場所へと移動した。
少し緊張していて、一緒に練習をがんばった弟のような2人と話がしたくてあたりをキョロキョロと見回す。

ふたりらしき姿を見つけて声をかける。

「A！マシュー！」

マシュー「ひょ〜ん」

ふたりがこちらに気づき振り返る

着飾っていつも以上に綺麗なAにどくんと心臓が跳ねる。同性の僕が見てこれなのだから、きっと女性のスタークリエイターさんたちはたまらないだろうな

そんな彼に似合っていると言って貰えて少し照れるけれど、自信にもてた。

リフトが上がると、ステージが本当に高くて、かっこよくてどきどきしてしまう。本当に自分がキンリングパートを出来るんだと実感して胸が熱くなる。、

沢山の練習生たちの視線を受けながら踊って、一段落つくと映像のチェックをするらしく待機するよう言われた。

すると

「ハンビニヒョン！」

こちらを見上げて少し頬を高揚させて僕のことを褒めてくれるA。
1段下に立っているから必然的に上目遣いになっていて、興奮して話す姿はいつもの大人っぽい姿とは違い年相応で、あまりにも可愛いくて、口元に手を当てにやけそうになるのを抑える。

「ありがとう」

ああ、困ったな。この愛らしい彼のことをどんどん好きになっていってしまう。