22 ページ21
SEVENTEEN先輩の독fearだ。
넌 내 기억을 지워야 돼
I’m poison
I know I can’t take it no more
音にピタッとはまるダンスが心地よい。
表情含めて表現がすごくうまくて、すぐに惹き込まれた。
Someone tell me what should I do
サビに向かって激しくなるダンス。サビ前の高音もブレることなく突き抜けるように会場に響いて、感嘆の声があがる。
本家とは違った良さを持つ透き通るような響く高音。
넌 내 기억을 지워야 돼
I’m poison
I know I can’t take it no more
이 선을 넘지 못한 나를 사랑해줘
The way I love the way I love
表情で切なさや儚さを表現しつつ、キレのあるところと滑らかで余裕をもたせたところとで緩急をつけたダンス。
どれだけ練習すれば、1人でここまでの完成度に仕上げれるのだろう。
マスターさんたちも感嘆の声をあげている。
ポーズを決めて、曲が終わる。
もう終わってしまったのかと思わせるほどあっという間だった。本当に彼はデビューしていないのかときっと誰もが思っただろう。
会場からは大きな拍手と歓声が起こる。
チェヨンジュ「Aさん、この曲は1人で歌いながら踊るにはダンスが激しすぎるから心配していました。でも、すごく上手でした！」
ソルジ「歌を聴いてすごく驚きました。サビ前の高音もすごくきれいでした！」
イソクフン「歌いながらこのクオリティなら文句なしだね。どうして今までデビューしていないのかすごく不思議だよ。」
『…カムサハムニダ！…あぁ…ここまで褒めて頂けると思っていなかったのですごく…』
ユジン「あっ」
話しながら、言葉に詰まり、大きな瞳が濡れゆらゆらと揺れ、今にも零れる落ちそうになっていた。
『っ…すみません…』
上をむいて堪えようとしている姿に、こちらまでぐっとくる。
イソクフン「1人で上手くできるか気苦労もあったのかな？間違いなくすごく魅力的でしたよ。」
彼の頬を涙が伝う。
涙を零す姿すらも美しく、彼の儚さが際立っていた。
「A練習生…オールスターです。」
『…ありがとうございます！』
誰もが納得の結果に歓声が起きる。
深々とお辞儀をしてAはステージを去っていった。
「とんでもない子がいたもんだね」
「次のステージがすでに楽しみだ」
とステージから去った後もマスターさん達は賞賛し続けていた。
僕はステージが終わってもずっと彼のことが頭から離れなかった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 140人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：さくらねこ | 作成日時：2023年4月3日 13時
