【歌い手】雨の降る夜、女の子を拾いました (ページ2)

今日:4 hit、昨日:0 hit、合計:494 hit

1話ページ2

志麻side

志「あー、疲れたー」
今日は、録音で、帰りがいつもより遅くて、しかも雨が降っている。最悪やろ。
ガサガサっ
ん？なんか物音がする。
「にゃ～」
志「なんだ猫か……びっくりさせんなやぁ～」
「その子返して！！」
突然、大声を出され、びっくりしたので、
志「嫌って言ったら？どないすん」
と言ってみた☆
「ぅ……」
するとその子は泣き出してしまった。
志「えぇ！？そんなに大事だったんこの猫！！」
そう言うと、
「それ、も、ある、けど、違う」
と苦しそうに泣いている。
志「とりあえず、家きいや。身体休めなあかんで」
「う……ん……」
何か心配そうにこちらを見るので、猫を返した。するとその子は今まで以上に嬉しそうに笑い
猫を抱きしめた。
志「行こうか。俺がおぶってやんよ。疲れてるやろ？」
「うん……zzZ」
もう寝たよこの子ったら、そんなに疲れてたのかしらねぇ……このキャラ止めよ
くだらないこと考えてると、家に着いた。入った。
「おかえりなさー……って志麻さん何女の子誘拐してきてるんですか！！」
「女の子起きちゃうから騒ぐな。何か事情あるんだろ」
灯油さんみたいな人がいて良かったわ～
志「灯油さんこの子頼みます」
灯「ん、俺のベッドに寝かせておく」
志「さんきゅ」
さて、これからもどうするか……