wonderland50 ページ7
「元の世界に戻る方法が見つかった？」
クロ「えぇ、貴方とユウさんが住む世界と此方の世界を繋ぐ鏡が運良く見つかりましてねぇ」
ユ「…やっと……
やっと帰れるんだ…家族や皆に会えるんだ…！」
「やったねユウさん！」
ユ「うん！！
…でも寂しくなるね、もうこの学園生活を送る事もなくなって…
グリムやエースやデュース達とも会えなくなるなんて…」
「そう、だね……
でもさ、世界が同じなら私とは会えるよね？」
ユ「！…それもそっか
向こうでもまた会えるかな？」
「会えるかじゃなくて会おうよ！
私も…ユウさんに伝えたい事あるし」
ユ「伝えたい事って？」
「……今はまだ内緒！
帰る時にこっそり教えるね」
私はユウさんの事が好きだった
貴方は頼れるお兄ちゃん的な存在としてと言っていたけど私は一人の男性として
恋愛面として好きだった
だから帰る前日の夜に告白して〜なんて乙女な事も考えて実際実行した
最初こそユウさんは顔を真っ赤にしてパニックになってたけどそれでも私を受け入れてくれた
ユ「でも本当に僕なんかで良いの？
Aちゃんの事好きな人なんてこの学園だけでもたくさんいるのに」
「何じゃそりゃ初耳学なんですけど
え、例えば誰？」
ユ「うーん、数えきれない位いるよ」
「私のユニーク魔法はハーレムだった…？」
ユ「あはは、本当にありそうだねそれ」
「冗談だよ？？」
この時には既に皆に二人で帰る事は伝えていた
皆それぞれ微妙な反応してたけどきっと寂しくなるとそうなるんだろうな
私がそっち側だったらプライドなんか投げ捨ててぎゃん泣きするだろうし
元の世界に帰る当日
私はユウさんと二人で鏡の前に立っていた
鏡舎には今まで御世話になった各寮の寮長や先輩、同級生が集まっていた
エ「監督生、俺らがいなくてもちゃんとやれよ？」
ユ「分かってるよ」
グ「ふなぁ……ユウ、もう行っちまうのか？」
ユ「…大丈夫、きっとまた会えるよ
グリムは立派な魔法士になるんでしょ？
じゃあ僕達の世界と繋げれるような立派な魔法士になって
そうしたらきっとまた会えるから」
グ「！…勿論なんだゾ！
このグリム様に掛かればそんなの朝飯前なんだゾ！」
ユ「ふふっ、そうこなくっちゃ
…じゃあ行こうか、Aちゃん」
先にユウさんが鏡を潜りその背中を見つめていた時だった
突然誰かに肩を引かれ後ろに仰け反る
そして鏡を通り抜けたユウさんの後ろ姿が見えなくなった瞬間鏡が割れた
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ミゾレ - 風蘭dollさん» こんばんはパラレルパニックの展開どうなるだろうΣ（・□・；） (2021年8月11日 1時) (
レス) id: 2a975699e5 (このIDを非表示/違反報告)
風蘭doll(プロフ) - ミゾレさん» ありがとうございます！フェアリーガラの前にこのパラレルパニックを終わらせないと…(´；ω；｀) (2021年8月9日 22時) (レス) id: 808d0b023c (このIDを非表示/違反報告)
ミゾレ - 風蘭dollさん» なるほどゆっくりと考えて大丈夫です。 (2021年8月9日 22時) (レス) id: 1940d21723 (このIDを非表示/違反報告)
風蘭doll(プロフ) - ミゾレさん» こんにちは！フェアリーガラですか…ゲーム内にストーリー残ってない上私も記憶がうろ覚えなので何とも言えませんが…検討しときます！最悪You Tubeでググるという手もあるので← (2021年8月9日 19時) (レス) id: 808d0b023c (このIDを非表示/違反報告)
ミゾレ - 風蘭dollさん» こんにちは番外編のフェアリーガラは、小説出来ますか？ (2021年8月9日 18時) (レス) id: 0d5a35208b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：風蘭doll | 作者ホームページ：http://flandoll'scollections
作成日時：2020年7月22日 21時
