wonderland57 ページ15
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「そのあと私はディアソムニアの人達にあっけなく捕まって
逃亡劇は私の負けとなった」
『そっか……グリムはどうなったの？』
「大丈夫よ
私の使い魔として元気に過ごしてる」
『良かった…』
聞いているだけでも恐怖が伝わってきた
そっか…もう一人の私はそんな大変な目に合ってたんだ
しかも心から愛していたユウさんと離ればなれになるなんて…
織姫と彦星…いや
もうちょい重めな話のロミオとジュリエットに近いか
とにかく私が言いたいのはもう一人の私がまるで御伽噺のような悲恋劇を経験してきた事に対して驚きを隠せない反面同情した
『あの人達がそんなヤンデレ擬きになるとは予想してなかったわ…
まず私の事好きだった時点で驚きだし』
「そうね、私もそう思ったわ
…結局マレウスに捕まってから今まで通りの学園生活を送ってたわ
前とは違って一日中誰かしらは必ず隣にいたけど」
『……一日中？？』
「毎日交代でオンボロ寮に泊まりに来てた
彼らの寮に拉致られた事もザラじゃないわ」
『いやいやそれもうほとんど監 禁じゃねぇか
大丈夫かアンタのとこの奴等』
「大丈夫じゃないわよ」
『アッ即答ですかそうですか』
こっちの人達が安全…というよりあまりそれっぽい素振りなくて良かった(切実に)
「マレウスに言われて学園内での勉強を進めて神になったけど…
それでも私はまだ諦められなかった」
『…ユウさん？』
そう尋ねれば暗い顔で頷く
…きっとまた何かあったんだろうな
ましてや誰かしらは絶対いる監視状態なんだし
「実は私ね、次元移動魔法を使えるの」
『へぇ〜…え？？
ジゲンイドウマホウ？？』
それはつまり異世界行っちゃいます的な？
パパどころかオメーも十分チートじゃねぇか
まあ神様の時点で只者じゃないけど
ん？次元を移動出来るって事は…
『元の世界へ行けるじゃん！
何で使わなかったの？』
「使ったよ
ユウさんに会いに行こうとした
だけど…」
『？』
「浮かれてたのかな…
次元の扉閉じるの忘れてた…」
……ごめんめっちゃ嫌な予感しかしない
閉じるの忘れてた？つまり開けっ放し？？
んなもん連中がホイホイ来るんじゃね
「ユウさんの家の近くまで行った所で捕まった」
『そりゃそうだろアホか！！
そんな大事な所でボケるな老人もビックリなボケ方だぞ！！』
「だって嬉しかったんだもん」
『その嬉しさを自分で潰したんだそればっかりは自業自得だな』
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ミゾレ - 風蘭dollさん» こんばんはパラレルパニックの展開どうなるだろうΣ（・□・；） (2021年8月11日 1時) (
レス) id: 2a975699e5 (このIDを非表示/違反報告)
風蘭doll(プロフ) - ミゾレさん» ありがとうございます！フェアリーガラの前にこのパラレルパニックを終わらせないと…(´；ω；｀) (2021年8月9日 22時) (レス) id: 808d0b023c (このIDを非表示/違反報告)
ミゾレ - 風蘭dollさん» なるほどゆっくりと考えて大丈夫です。 (2021年8月9日 22時) (レス) id: 1940d21723 (このIDを非表示/違反報告)
風蘭doll(プロフ) - ミゾレさん» こんにちは！フェアリーガラですか…ゲーム内にストーリー残ってない上私も記憶がうろ覚えなので何とも言えませんが…検討しときます！最悪You Tubeでググるという手もあるので← (2021年8月9日 19時) (レス) id: 808d0b023c (このIDを非表示/違反報告)
ミゾレ - 風蘭dollさん» こんにちは番外編のフェアリーガラは、小説出来ますか？ (2021年8月9日 18時) (レス) id: 0d5a35208b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：風蘭doll | 作者ホームページ：http://flandoll'scollections
作成日時：2020年7月22日 21時
