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―――主 side









あれから数日後の今日は、寮対抗マジカルシフト大会の日

マジフトは子供の頃、カリム宛てに招待状が届きジャミルも一緒に3人で観戦しに行ったのを覚えてる

俺が護衛すれば何も起きない。という信頼があり、久しぶりに3人だけで外へ出掛けた日でもあるのだ

それに、マジフト大会は魔法を使って戦うゲーム。自分がどれだけ相手に通用するのか、それも知る事が出来る

だからこそ、マジフト大会は楽しい行事なんだ

まぁ、将来にも関わってくるのだが俺にはあまり関係ないので気にしない









カ「楽しみだな!」


主「そうだな」


ジャ「2人とも、気を抜くなよ」


カ「分かってるって!」


ジャ「はぁ…。本当に分かってるのか?」


カ「おう!」









今日この日を狙って刺客を送ってくる可能性も捨てきれない

だから俺は、マジフト大会でも気は抜かない。カリムとジャミルには指一本も触れさせてなるものか


順調に勝ち進んだスカラビア寮だが、ディアソムニア寮との対戦でマレウスに敵う訳もなく負けてしまった

くそぅ…、魔法じゃなかったら負けなかったんだけどな。もう少し訓練が必要だ、俺もまだまだという訳か









カ「いやぁ〜、負けちまったなぁ」


ジャ「流石マレウス先輩だ」


主「あ"〜〜…チクショー」


ジャ「お前はずっとそう言ってるな」


カ「ははっ、ナツメらしいじゃないか!」


ジャ「それはそうだが…」


主「次こそは勝つ」


カ「おう!頑張ろうぜ!な?ジャミル」


ジャ「ああ、次は勝とう」









しかし、マジフト大会の次に俺達に待ち受けているもの…それは、『期末テスト』

俺やジャミルは大丈夫だけど、問題はカリムだ

コイツがちゃんと勉強しないとジャミルの評価に関わる、一応な?

だけど、期末テストか…。範囲が広そうだ。ちゃんと予習・復習をしておかないと大変な事になる









__________

_______

____





ーーー『廊下』









主「……」


カ「ナツメ……なぁ…」


主「……」


カ「うぅ…」


主「……」


カ「無視するなよぉ…ごめんて!」


主「あ"?」


カ「ごめんなさい(即答)」


主「チッ」









今日は朝から苛立っていた

俺が昨日楽しみに残しておいた期間限定のプリンをカリムが食べてしまったからだ

しかも、1つしかなくて食べたんなら俺にも非はあるよ?だけどな、ちゃんとカリムとジャミルの分も買っておいたのに俺のも食いやがった。カリム許すまじ









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設定タグ:ツイステ , ツイステッド・ワンダーランド , 男主   
作品ジャンル:ギャグ
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作者名:抹茶ラテ | 作成日時:2020年7月10日 21時

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