【ツイステ】暗殺者だけど？ (ページ50)

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―――主 side

主「大丈夫じゃねぇって」

あ"〜……でも、もう興奮しきった状態のコイツらには何を言っても遅いか

仕方ねぇな、特別に噛ませてやるか

俺は自分の首元がよく見えるようにすれば、２人に『甘噛みなら噛め』と告げ２人は言われるがまま俺の首元を噛んだ

『甘噛み』なんていう優しいもんじゃねぇ、これは２人のマーキング。自分のモノだと知らしめる為の、雄が雌に対して行う行為だが…まさか同じ雄にされるなんてな

痛かったし、やり返してもいいよな？

主「さぁて、特別に噛ませてやったんだ。俺も噛んでいいよなぁ？」

ラ「え、えーっと…(汗)」

主「逃げんじゃねぇぞラギー…(コソッ)」

ラ「わ、分かった！分かったんで、そんなエッロいフェロモン出して言わないで欲しいッス！」

主「あ？」

レ「おい、俺にはねぇのか」

主「テメェのも噛んでやっから待ってろ」

レ「ん…」

ラギーのスカーフを取り、首元に顔を近づけてそのまま歯を立てて噛み付いた

甘噛みなんてしない。痛いなら暴れりゃいい、コイツを押さえ付ける事なんざ簡単に出来るからな

ラギーの首に歯型が付けば、次はレオナの首元を勢いよく噛む

ちゃんと歯型が付いた事を確認し、俺は満足したのでそろそろスカラビア寮に帰る為の支度を始める

ラ「もう帰っちゃうんスか？」

主「ああ、アイツらも待ってるからな」

レ「はぁ……ッ」

主「興奮されても相手はしねぇぞ」

レ「…分かってる」

主「ラギーを頼るなよ？処理は自分でしろ」

レ「頼む訳ねーだろ(汗)」

ラ「オレだって頼まれてもしないッスよ！」

主「ん、それならいいが。じゃあな」

俺はレオナの部屋を出てサバナクロー寮を後にし、スカラビア寮へ戻った

ーーー『スカラビア寮』

主「ただいま〜」

「お、ナツメじゃん。おかえ…り…」

主「あ？」

「…か」

主「か？」

「カリムーーー！！ジャミルーーー！！ナツメが食われて帰ってきたぁぁぁ！！」

主「うっせぇな…」

ーーードドドドドドドッ！！

主「あ？」

何か、物凄い勢いでこっちに走ってくる気配を２つ感じる

これは、カリムとジャミルの気配だ。あ〜…嫌な予感がするわ(汗)

やっぱり、甘噛みでも許しちゃダメだったか？アイツらのシュンとした表情が結構かわ…ゲフンゲフン。見たくなかったんだが←(大嘘)

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