【ツイステ】暗殺者だけど？ (ページ44)

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―――主 side

勿論、ジャミルだって自分の課題もあるから俺と交代する形で行う事に決めている

自分の復習だと思って覚え直すのも悪くない

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ーーー『部活』

結局、カリムは選択授業で寝てしまいノートをとっていなかったので俺がカリムの分もノートをとった

部活が終わって寮へ戻ったら、ジャミルと一緒にカリムと勉強会をするつもりだ。アジーム家の次期当主として、ちゃんと頭を良くしてもらわないと困るしな

フ「あ〜、ナツメだぁ〜♪」

主「おー、フロイドじゃねぇか。お前もバスケット部に入ったのか？」

フ「うん、そうだよ〜」

主「俺とジャミルもバスケット部なんだ、よろしくな」

フ「はァ？ジャミルって誰？」

主「俺の大切な友達だよ」

ジャ「俺がどうかしたのか？」

主「お、噂をすれば。フロイド、コイツがジャミルだ」

フ「……」

ジャ「ジャミル・バイパーだ。よろしく頼む」

フ「ふ〜ん、ウミヘビくんかぁ」

ジャ「う、ウミヘビ…？」

フ「よろしくねぇ、ウミヘビくん♪」

ジャ「あ、ああ…」

まさか、バスケ部にフロイドも入部してるなんてなぁ。つーか、コイツ人魚で陸に出たのだってほんの数日前だろ？大丈夫か？

そんな事を考えながら、ジャミルと一緒にボールをゴールへと入れそのままパスやドリブルの練習をする

基礎的な練習をした後、チームに別れ練習試合を始める事になった

練習試合が始まって驚いたのが、フロイドがかなりバスケが上手いという事と、それはやる気がある場合に限るという事

途中でやる気を無くしてしまったフロイドがシュートを決めなくなり、最終的に試合を放棄してしまった為練習はその後終わってしまった

かなり気分屋なんだなコイツ

部活が終わってジャミルとスカラビア寮へ戻れば、俺は一旦自分の部屋に戻る

主「はぁ…、疲れたな」

とにかく、学園長には教室を移動する時に会えたからそん時に伝えられた

俺専用の訓練場を他の生徒に内緒で作ってくれるとの事なので、お言葉に甘えて待つ事にした

一体、どんなのが出来るのか……まぁ、変なのじゃなけりゃなんだっていい

今は９月。来月行われるマジカルシフト大会に向けて、スカラビア寮生達も練習を始めてる最中だ

ジャミルは相変わらず力を抑えて、カリムより目立たなくして生きている

もしかして、カリムは"あの事"をジャミルに伝えてないのか？

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