【ツイステ】暗殺者だけど？ (ページ5)

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―――主 side

主「さぁて、今から行くのは……あー…『夕焼け草原』からか」

取り敢えず、旅に出る前に巡る土地を紙に書いておいたからそれを見ると一番最初に向かう所は『夕焼け草原』

獣人やら本物の野生の動物も居る場所…、これならユニーク魔法を磨くにもいいかもしれん

魔法道具マイスターから貰ったと言われる『四次元ウエストバッグ』を付けて移動する

カリムが部屋から溢れんばかりの食料と飲料水をこのバッグに押し込むもんだから、当分の飯に困る事はないが…念の為、現地に着いても食料と飲み物の確保はしておこう

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ーーー『夕焼け草原』

主「ここが夕焼け草原、か」

ほう、栄えてる場所は栄えてるようだが…スラム街もあるのか

暗殺者として、常に何があってもいいように身体中の至る所に武器は隠してあるが…まぁ、武器を使わず身一つでなんとかなるだろ

それにしても……

主「……つけられてるな」

ここに到着してから、複数人の気配を感じる

人数は３人…獣人である事は間違いない。目当てはピアスか、それともこのバッグか…或いは２つか

多分２つだろうな。あまり手荒な真似はしたくないんだが、仕方ない

俺はわざと人気のない道を歩き、行き止まりの場所まで誘い出した

「へへへ、ガキ１人でこんな所に来るなんて馬鹿なヤツだなぁ」

「身ぐるみ剥いでこっちに渡しな」

「命だけは助けてやるぜ？」

主「ダルいな」

「あ？何余裕ぶっこい…ーーーゴキッ……て…」

ーーードサッ

俺はベラベラと喋る３人のうち手前側に居た１人の両手足の関節を外す

最初何が起こったのか分からない様子だったが、突然きた激痛に顔を歪め悲鳴を上げる

それを見て顔を真っ青にさせた２人は、１人を置いて逃げようとするも動く前に同じように両手足の関節を外し倒れた身体を踏み付けた

主「誰の身ぐるみ剥ぐって？」

「ご、ごめんなさい！許して！許して下さい！お願いします！」

「足がッ！！腕がッ！！くっそいでぇぇえ！」

「助けてくれ…！誰か助けてくれぇええ！」

主「はぁ…、俺は被害者なんだがなぁ？そう思うだろ？なァ？」

「「ヒィィィッ！！(泣)」」

主「まぁいい、お前らこのスラムを案内しろ」

「わ、分かりました！」

「も、勿論です！案内させて頂きます！」

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