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"今日デート"、"久しぶりのデート"、"楽しみ"
Aちゃんが楽しそうに話す単語が
頭の中でエコーになって響いた。
あぁ、一昨日のも、先週のも、俺はノーカンなのかな
あんなに楽しそうにしてくれてたのに。
そう思って、休憩を理由にAちゃんを引っ張った。
廊下に出たところのこの階では使う人のいない喫煙室。
おれ、知ってるんだ。
Aちゃん、耳が弱いんだよね。
いつも耳元で話すとブルっと小さく震えるから
「なんですか？
ハオちゃんはロンちゃんみたいに従兄で、ひっ、」
JM「昨日、楽しかった？」
「…はぃ？先輩、耳元で話さないでください。」
JM「うん。わざとしてるから気にしないで？
それで、昨日のデートは楽しかった？」
「楽しかった」
JM「でも、久しぶりのデートが楽しみなんだ？」
「ごめんなさい、でも、ハオちゃんは特別だから、」
JM「ロンジュンよりも？」
「……同じっ、くら、い」
勝手に嫉妬してるだけなのに、ちょっと可哀想だけど
そんな姿を、今まで他のやつにも見せてきたんだよね
「先ぱ、待って、いやっ、」
しばらく、耳に息を吹きかけたり、キスしたり、
時々少し低い声で好きだよって話しかけたりした。
ヤキモチの代わりにちょっと意地悪するつもりだった。
「あぁ、だめっ！……い、っぁ」
突然脱力して寄りかかるように抱きつくから
ちょっと不思議に思ってたんだけど、
「先輩の、、ばか」
顔が真っ赤で息が少し熱いけど、
もしかして、
「やめてって言ったのに、」
JM「ごっ、ごめん」
もしかしちゃった？
JM「あいご、ごめんね？嫌だったよね、
怖かった？ナナは怖くないよ？ん？」
咄嗟にどうしたらいいかわからなくて
子どもをあやすみたいになってしまう。
「今顔見ないでください。」
JM「お、おー、みあね？
見ない、触らない、これでいいかな？どう？」
目を逸らして両手を上げて
まるで、何か隠してないか
取り調べを受けているみたいだ。
JM「本当にごめん。……でも、可愛かった。」
「わすれてください。」
JM「うん。」
忘れられるわけないけどね。
そうじゃなくても、
Aちゃんのいるエピソードは何一つ忘れたくない。
「も、戻りましょう。」
JM「うん、髪の毛、少し直して戻ろうか？」
おれがやったんだけど
やっぱりAちゃんはモサモサにしても可愛い。
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玄兎(プロフ) - 奈胡（元jen）（読み垢です）さん» いつもありがとうございます。一旦インターバルのシリアス系でメインアンケートとります！ナゼミンでなかったらちょっと先になりますがシリアスナゼミンの妄想膨らませておきますねむふふ🫣 (6月9日 2時) (
レス) id: 3e814a21c2 (このIDを非表示/違反報告)
奈胡（元jen）（読み垢です）(プロフ) - 毎日更新ありがとうございます！楽しくてかわいくてキュンとして…癒しです、ほんとに⭐︎ 玄兎さんのシリアス系恋愛ものも読んでみたいです…ジェミンくんで (6月9日 1時) (レス) @page35 id: 8b083b7e19 (このIDを非表示/違反報告)
玄兎(プロフ) - 奈胡（元jen）（読み垢です）さん» お〜待たせしましたぁ！ (5月27日 7時) (レス) id: 3e814a21c2 (このIDを非表示/違反報告)
奈胡（元jen）（読み垢です）(プロフ) - わーい！始まったー続きですね！…結婚まで…とかいくのかな…どうかな…ワクワク楽しみにしています^_^ (5月27日 1時) (レス) @page3 id: 8b083b7e19 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：玄兎
| 作成日時：2023年5月26日 22時
