【NCT】In A Dream #7+ (ページ1)

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+054. Boom ページ1

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HC『ヒョン、』

MK『なんだよ、もう寝るから静かに』

HC『俺らに隠してることあるんじゃない？』

ドンヒョンはこう見えても、繊細で賢くて、

俺ら変化にすぐ気がつく。

HC『Aだけ契約更新の話出てないみたいなんだけど
ヒョン、何か知ってるんじゃない？』

ダンマリを決めようとしたんだけど、

HC『はぁ...いつも2人して俺のこと置いてくんだから。』

もう、ほとんど気がついてそうだから諦めたんだ。

MK『AがDREAMに合流するときに結んだ条件なんだ。
7年目からは、いっ、一緒に、いられ、、』

HC『ヒョン、なんで、なんでそんな条件飲むんだよ！』

MK『それでも正直、一生あいつの夢叶えてやれないよりは
一生俺らが後悔して行くよりは、何倍もいいだろ？
デビューしたい、卒業したくない、
Aと一緒にステージに立ちたい
何度も、何度だって俺の夢を叶えようとしてくれて』

JW『大きい声出してどうしたの？』

TL『何？喧嘩？』

JY『や、マクや、なんでそんなに泣いて、』

TY『ヘチャニ？お前ら何泣いてんの？』

大声で泣き出してヒョンたちを起こしてしまった。

MK『俺は、AがいるChewing Gum
ジェミンがいるマッチョッサ俺がいるBoom
それができて、それだけでもう、十分なのに
あいつが戻ってきてくれたから、ミリオンもドームも、』

YT『わかった。わかったよ。』

Aのことを、

こんなふうに感情として吐き出すのは初めてだった。

俺が泣いたせいで

ドンヒョクには負担背負わせてごめんな。

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MK「…キム先生いる？」

練習生「ま！マーク先輩！あ、先生なら」

Aのいる練習室に差し入れを持ってきた。

練習生は俺の後ろを指さして少し顔を青くする。

「先生を指さす前に遅刻の言い訳でもしてくれない？」

練習生「ご、ごめんなさい！あの、事務所の前で
チソン先輩とチョンロ先輩に捕まってて、その、」

「はぁー、あいつらか。…なら今日は許す。
着替えておいで。新しい靴？痛くなったらすぐ言ってね」

しっかり、怖いって噂の先生やってんだな。

「……っぅわ、何？」

MK「え、今気づいた？そんなにオーラない？」

「こんなところにいると思わないから、…それくれるの？」

MK「いつものと、これは子供たちに。人数分足りる？」

俺は、今もAの夢でいて

いつでも夢に触れて、掴めるように、

夢とAを結ぶ道になるよ。