+ ページ10
・
朝10時。
Aの家に迎えに来たバンに乗って出勤した。
今日は休みでまだベッドから出そうにない彼女に、
“行ってくるね”と伝えると
昨日の誰かを真似たように、“ん。”とだけ返事がきた。
彼女の家には、
実家から持ってきた俺のブランケットはあるけれど
当然、恋人ではない俺のベッドはない。
なのに、くっつく訳でもなく離れるわけでもなく
彼女のベッドで眠りについて、目覚めるのが習慣になっていて
本当は２週間は宿舎で過ごす予定だったのに
マネージャーにわがままを言ってしまった。
HC「で、まだ付き合ってないの？」
MK「何が？」
HC「Aヌナ。好きなんじゃないの？」
MK「そんなんじゃないよ。」
関係を進展させたいかと言われたらそうではない。
今以上でも以下でもなく、このままの関係でいい。
いや、このままがいい。このままでいたい。うん。
RJ「じゃあ、俺が狙っても問題ない？」
MK「うん。・・・でももし、もしね？
Aが好きとかだったら早めに俺に言ってね。」
HC「だから、なんでヒョンの許可がいるんだよ笑」
許可とか、そういうんじゃないけどさ
MK「好きな子の家にほかの男がいるなんて当然に嫌だろ。
早めに行ってくれれば俺がおいてるものとかも片づけておくし、」
RJ「なんのマウントなんだよ笑
別にもしAヌナのこと好きだったとしても
マクヒョンのことは気にしないからそのままにしててよ笑」
俺だったら嫌だけどな、好きな子の家に
家族以外のほかの男の荷物が当たり前にあるなんて。
“まあ、安心してよ。
ヒョンからヌナを取り上げる気なんてそもそもないから。”
ロンジュンはそう言い残して
127の練習室からドリムの練習室に戻った。
もし二人が付き合っても、
“取り上げられる”なんて、そんな風には思わないのに。
ロンジュンにだったら安心して・・・
いや、そもそも別に俺のじゃないから
ドンヒョクの言う通りなのか。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 797人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
玄兎(プロフ) - ララさん» わおわおわおわおわお、WOW！すみません試し読みの作者と下書きの主人公さち子がコピペでそのまま登場してしまってましたTTご指摘ありがとうございます。そしていつもお読みいただきありがとうございます♡ (7月1日 0時) (
レス) id: 962c4be846 (このIDを非表示/違反報告)
ララ(プロフ) - いつも楽しく読ませていただいてます❤️ 名前変更はできなくなってしまったんでしょうか？？ (7月1日 0時) (レス) id: c90c2110f6 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：玄兎
| 作成日時：2023年5月31日 20時
