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マークが私をどう思っているかなんて気にしたことなかったかも。
MK「母さんとか父さん、兄ちゃんとか友達とかみたいな
これといったポジションには当てはまらなくて、」
「特に何でもないってこと？」
MK「うん。Aは俺にとって、ただ、Aなんだと思う。」
・・・わかるような、わからないような。
まあ、兄よりは親しい従兄くらいに思ってた私も似たようなものかな。
「ここ、あえて韓国語で“거기까지만 해”にしてみたらどう？
語感も発音も少し際立ってこの部分にアクセントつくんじゃないかな」
MK「いや、正直そこは、直接的に言うのが若干怖くて、」
“正直、若干”
マークのその口癖、久しぶりに聞くかも。
今日、久しぶりにたくさん話してるからかな。
「でも、歌詞から省かなかった。」
MK「うん。」
「lullabyは자장가に直したのに、」
MK「・・・なんでそれ知ってるの？」
「ごみはちゃん捨てて帰ろうね、マーク」
ここ数か月、マークが来るたびに
丸まって床に転がるメモ用紙を何度も拾った。
どこかでなじみのある言葉が並ぶ歌詞は
その捨てられたメモに書かれていた
マークの言葉が連ねられていたからで
MK「아니 그니까 뭐라할까, 그 그게 솔직히 약간」
寝室の壁で針音を静かに響かせる時計を見て
なんとなく、時針と秒針が私とマークのように思えた。
「せめて分針くらいでいてくれたらいいのに笑」
MK「・・・え？」
「なんでもない。マーク帰らなくていいの？
ツアーの準備で忙しいってロンジュン君から聞いたよ？」
MK「え、忙しいけど、忙しくないよ。・・・あ、だから、えっと」
髭さえ生えてこなければ
見た目も中身も子供のころとさほど変わらないな
なんて思ってマークの頬をムニムニとつまんでみる。
MK「・・・へへ、なんだよ/////」
「왜？」
さすがに子供扱いしすぎたのか
少し耳を赤くして恥ずかしがるマーク。
MK「A」
「어?」
MK「고마워」
「뭐가」
MK「・・・ah, umm, ・・・all？。」
「二人で話すときも全部韓国語って約束じゃなかった？」
MK「若干若干、正直いつの話してるの？笑」
韓国語に慣れるためにって
マークに付き合わされてたルールを急に思い出した。
MK「i think i'm pretty good at to talk in korean,… right?」
「ㅎ」
MK「웃지마」
「왜 글께 진지해 ㅋ」
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玄兎(プロフ) - ララさん» わおわおわおわおわお、WOW！すみません試し読みの作者と下書きの主人公さち子がコピペでそのまま登場してしまってましたTTご指摘ありがとうございます。そしていつもお読みいただきありがとうございます♡ (7月1日 0時) (
レス) id: 962c4be846 (このIDを非表示/違反報告)
ララ(プロフ) - いつも楽しく読ませていただいてます❤️ 名前変更はできなくなってしまったんでしょうか？？ (7月1日 0時) (レス) id: c90c2110f6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：玄兎
| 作成日時：2023年5月31日 20時
