009. ページ10
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朝からざわついている月曜のオフィス。
･･･何があった？
MK「あ、おはよう。ジョンウヒョン。」
JW「あ、はい。おはようございます。何かあったんですか？」
MK「あに、いや、正直、なんていうか俺からいうのもなんだけど、」
DH「ヌナとドンヨニヒョンが、」
ん？
「そこを何とか、お願いします。」
YT「いや、俺もどうにかできないか
前に相談してたんだけどさ？
どうにもできないことってやっぱりあるじゃん？」
DY「一か月だけでも難しいですか？」
TL「ごめん、俺らもそこまで権限なくて。」
TY「一応社長にも人事の時期調整できないか話してみたんだけど
先方支社のスケジュールもあるから、無理があるのは承知だよ。悪い。」
「ジェヒョンかユウタさん、どちらかだけでも、」
DY「お願いします。俺らの力不足ですが、
このままだと新人を放置して見捨てることになります。」
来月の異動の件で、
ジェヒョンさんもアメリカ支部に行くことになったらしい。
TY「いつも二人に負担背負わせてごめんね？
課長・代理クラスの空席の負担は
俺とテイルさんもできるだけ協力するからさ、」
「今でも二人とも定時で帰れてないのに？」
TL「っ、まぁ、今は仕方ないよ。ね？」
TY「とりあえず今日の仕事始めようか？
二人も月曜日の主任ミーティングいかないと。」
テヨンさんがその場をなだめて
二人はミーティングに席を立った。
DH「気にしなくていいっすよ。」
JW「え？」
DH「この時期に新人採って
負担になってるんじゃないかって思ってたりしない？」
･･･なんでこの人俺の心がわかるんだ。
さては、悟りの化身だな？
MK「なんでわかるんだって思ってます？笑」
JW「はい。」
MK「俺たちも思ってるからだよ。
まだ一人前になれない自分がもどかしくて。」
DH「2年目3年目でも思ってるんだから、
来て2日目で思わないわけないでしょ笑」
すげえなこの人達。さすが幹部候補生。
JH「Aが戻ってくるまでこれ見といてくれる？
セキュリティー研修と同じ内容なんだけど、
配属したらもう一回見せるルールでさ。」
JW「わかりました。見終わったらすることとかありますか？」
JH「いや。見終わるころには戻ってくるよ。」
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作者名：玄兎
| 作成日時：2024年1月24日 14時
