【NCT】主任が俺に懐かない (ページ5)

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「で、こっちの廊下出てすぐ隣が革新都市成長推進本部。」

JW「ここは何の部署なんですか？」

「革新的な成長を推進する部署です。
まだ準備段階の本部で本格始動はしていません。
今はジェヒョンとユウタさんがサポートしていて
幹部となる社員を育成しています。
うちのヘチャンとマークもここに所属してる。」

JW「兼任なんですね。」

「あ、ジェミナ、お帰り！腰どう？」

JM「ヌナ、見てみて！もうこんなに良くなった。」

隣のオフィスの見学もさせてもらえた。

若手揃いのこのフロアは社長こだわりの方針だそうで

数年したら、このまだ新卒ピッカピカ感が抜けきらない先輩たちも

主任や本部長として新しく動き出すらしい。

･･･将来有望な子たちなんだな、

JM「ジェヒョニヒョン向こうにいる？」

「うん。」

JM「へへ、これ渡して来よぉっと♪」

RJ「ヌナ、ウィンウィニヒョンは？」

「今ヘチャン引き渡してきたから行かないほうがいいよ。」

RJ「わ、聞いてよかったぁ。」

YT「お前ら俺が来た時よりもA来たときのほうがテンション高くね？」

いや、もしかするとライバルか？

JN「ユタヒョン、俺今の説明もう一回聞きたい。」

「ドヨン呼んで来てあげようか？」

YT「やっぱジェノの先生はドヨンだよな笑」

きっと主任にとってはかわいい後輩たちなんだろうな。

表情筋の隙間から母性が滲み出て見えた気がする。

JW「そそるなぁ。」

RJ「･･･ヌナ、俺こいつの中に
ヘチャンに似た何かが見えた気がする。」

「恐ろしいこと言うね笑もしそうだったら相手してあげて笑」

いや、俺はあんな風にあしらわれないようにしなきゃ、

「ジョンウォン君、こっち。次行くよ！」

JW「はい！」

さりげなく裾を引っ張ってくれる感じが、ゾクゾクする。

首輪とかいいかも。

「･･･は？」

JW「いや、あの、主任にじゃなくて、俺が？」

「･･･何の話？ちょっとぉ、なんで施錠？誰もいないの？」

??「ヌナ！Aヌナですよね？開けてください！」

「シャオ君？」

グローバルシティパートナーシップ本部

と書かれた部屋は外側からロックがかけられて

ナンバーを入力しないと社員証スキャンでも開かないらしい。

XJ「お願い！あと3分したらセキュリティ会社来ちゃうから！！」

「社員証は？」

XJ「ヤンヤンが複合室に持ってった！」

「だから貸し借りすんなって言ってんのに、･･･パスわかる？」

なんて不憫な人なんだ。