022. ページ23
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どん底の気分で出社したら、
朝一、私より早くキムジョンウが出勤していて
JW「お早うございま･･･あ、俺売店行ってきます。」
顔を見るなり1階の売店に向かったキムジョンウ。
ここまで来るついでに寄ればよかったのに
なんて思ってたら、私にってレモンティーを差し出した。
朝イチ、ひどい顔だったのかもしれない。
それもそのはず。
深夜にジュンミョンの元嫁に呼びだされて
子供たちが泣き止まないから連れて帰れって。
ジュンミョンとフニと迎えに行って帰ってきたのはもう明け方。
その追い打ちに、朝目が覚めたら
通知画面には見たくもなかった名前。
【ビョン ベッキョン】
なんでいつもタイミング被せてくるかなぁ。
なんの用があって連絡してきたのか
どうやって私お新しい連絡先を手に入れたのか知らないけどさ
JW「ヌナ、お昼行かないの？」
「いつまで私にため口聞くつもり？」
JW「ん〜、･･･さぁ？
ヌナこそ、いつまで眉間に皺寄せてるつもり？」
「わざと寄せてるんじゃないの。」
JW「はいはい。」
この子はどうして今日急にため口になったんだか、
JW「で、ドンヨン主任には話したの？」
「は？」
JW「ひどいクマの理由。」
「なんでドヨンに話すのよ、」
JW「ドンヨン主任にも話せないほど深刻なの？」
ぐいぐい来るね。
「キムジョンウに心配されることじゃない。」
JW「じゃあ、ドンヒョク君には？」
「なんでヘチャン？笑」
JW「まさか気づいてないとでも？」
何の話をしてるんだこの子は、
JW「げ。」
DH「何？俺の噂してたでしょ。
脚長いとかイケメンとか顔小さいとか？」
「は？」
DH「･･･、俺やっぱあっちで食うわ。」
「え？なんで？ここ空いてるのに。」
DH「ヌナが元気かどうか見に来ただけだから。」
･･･心配させたのかな。
朝そんなにひどかったかな？
JW「今ので何とも思わないわけ？」
「何ともって？」
JW「うわぁ､･･･うわうわ、」
「何よ。」
この子もヘチャンも、よくわからない。
MK「あれ？ヘチャニは？」
「あっちで食べるって言ってたよ。」
MK「ヌナ見つけたら一緒に食べるって言ってたのに、
あっ。ヌナ、午後も無理しないでくださいね。じゃ、」
イマークはもっとわからない。
この子をいずれ一人でカナダ支社に送るなんて
･･･想像つかないなぁ。
JW「でも、よかった。」
「何が？」
JW「ちょっと元気になったでしょ？」
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作者名：玄兎
| 作成日時：2024年1月24日 14時
